あの日は、家族でアバター1を見に行く日だった
子どもは低学年と幼稚園の頃
出かける準備してた時だったと思う
リウマチとパニック障害の薬があって
一気に飲み込んだら
喉に詰まってしまった
水も飲めない
息ができない
助けを求めたくても声が出ないんだ
少し離れた場所のヒロトに
パパ呼んで‼️とジェスチャーで伝えるも
伝わらずヒロトはわたしの異変を察して
目をまん丸くして動けなくなってた
夫はトイレだと分かり
コレは自分でどうにかしないとやばいと察し
出来るだけ頭を下げて下げて
胸を叩いた 叩いて 叩いて叩いて
ゲホゲホと薬が出てきた
床にボトボトと落ちた
良かったぁ
助かったぁ…本当に息吸えないって
こうなるんだって思った
トイレから出てきた夫に状況を話すけど
実際見てないから
そこまでの危機感はなかった
あれ以来
錠剤は飲めない
わたしを見てたヒロトも
錠剤が飲めない
リウマチとパニック障害
このあたりから
生きることに疲れていた時
生きるって疲れる
そんな日々だった
そんな時に
窒息死するとこだった
死にたいと思うことがあっても
実際に死にそうなると
必死に生きようとするもんだ
やっぱり
わたしは生かされてるわけで
コレほど生かされる理由てって
考えさせれる