胃の三分二をとっている。
仕事はデザイン企画。専門学校を卒業し25歳で結婚、その後子ども二人に恵まれてからもバリバリに働く女性。咲ちゃんは、仕事が大好き。それは遠く離れてるわたしにも感じられていて、わたしにはない魅力でもあり、ある意味咲ちゃんの仕事に打ち込める事をかっこいいなぁと思っていた。
家事と仕事、輝いて女性、憧れでもあった。
でも今度は乳がんになり、抗がん剤もして胸も切除してとなった時、「あれだけ體を酷使しないように、休めるようにしなよと言っていたのに」と彼女に伝えたわたし。
同じパターンをし続けてるから病氣になる。
自分の生き方を見直せよのサイン。
断薬後の自分の学んできた知識が少なからずあったのでそう思った。自分の経験も体験も真っ最中の時だった。
咲ちゃんも自分で色々調べて體に良さそうなものを自分なりに探しては飲んでいたり
生き方を見つめ直すための本を読んだりと
スピリチュアルカウンセラーのケイコさんにも予約したりして頑張って来ていた。
でも 體がもたない。
疲れやすい疲れやすい、そういっていた。
エナジーナヰンを飲み出して直ぐに
咲ちゃんは
「あんなに體が疲れやすくて持続出来なかったのに
すごく元気になれてびっくりしてる!
本当にめちゃくちゃ元気になれとる!」と言って
声も明るく嬉しそうに言った。
怪しいパッケージだもんでどうかなぁと思ってたけど効果が凄いから飲み続けるわと言い
彼女も、もう二年飲み続けている。
つづく
藁をも縋る思いで飲み始めたエナジーナヰン