わたしは、母に聞きました。
一回茨城に帰ると言ったらどう思う?
母は【太陽にいてほしいと思うよ。ヒロ君やメイちゃんに許されるなら太陽にいてほしいと思うよ。】
母の言葉をそのまま子ども達に伝えました。子ども達からは「ばあばのそばにいてあげてよ」という言葉が返ってきました。
わたしは子ども達の母親ですが、母と一緒に居られる残り少ない時間を優先したのです。子ども達がわたしの不在中頑張って過ごしてることは承知の上で、子ども達に甘えさせてもらったのです。
子ども達の言葉を伝えると
母はありがとう、ありがとうと何度も言いました。
母はいつも孫を思い、母親というのは子どもを優先するものとしてきた人です。入退院を繰り返してる時も駆けつけるわたしに、子どもがいるんだから来なくてもいいのにと言ってきた人です。
そんな母がわたしにいてほしいと思うと言ったのです。普段甘えない人が初めて甘えたのです。
何故なら、大好きな家族と一緒に居られる時間はあとわずかだという事を母が一番分かっていたからです。