看取り病棟ある日のこと 一度戻るかどうするか? | 奇跡のてんこもり

奇跡のてんこもり

結婚出産後リウマチ発症とパニック障害線維筋痛症、10年の薬漬け人生を断薬する。結婚後アダルトチルドレンからの影響で病氣・家庭内問題・夫婦同居子育てに様々な影響が出た経験と自分の体感し克服してきた道のりのブログ


2018年

母がホスピス病棟に転院して10日も過ぎた頃。

転院当初の状態から見て、母の命は一週間いや3日も持たないであろうと言われていました。

しかし現実は、母の生きようとする力が勝って命は続いていました。

これには、

主治医も看護師もわたし達家族も親族も皆んな驚いていたのです。ただ良い状態で生き延びているわけではないので母本人も周りも心は複雑でした。楽になりたい、楽にしてあげたい、生きてて欲しいけど楽にしてあげたい。そして、わたしも楽になりたい。。。。

そう思ったのでした。


わたしの精神状態もギリギリでした。

子ども達の事が氣になります。自分も少しここから逃げ出したいと、ほっとしたいと思いました。ぐっすり眠りたい。ゆっくりしたい。外に出たい。どうしたらいい?

茨城に一度戻るかどうしようか悩んだ時期でもありました。親戚もお見舞いに来てわたしを氣遣い「一度茨城に帰ったら?」と言ってくれました・・・・・。

もちろん直ぐに答えは出せませんでした。

氣持ちが揺れ動きます。

一人では答えが出ませんでした。

ある日

「一度茨城に戻ってみようか迷っています。母の様子からまだ生きられるかと思うのですがどうですか?」と看護師さんに相談をしてみました。


つづく