2018年10月21日
兄が浜松駅まで迎えに来てくれました。
浜松聖〇病院ホスピス病棟に急ぎ足で向かいました。
病院の入り口から受付を通り検査室を抜けるとホスピス病棟に繋がる扉があります。ここからは世界が変わりますよ、そんな感じでした。
兄は“ホスピス病棟はもっと良いところだと思ったのに収容所みたいで悲しくなる”と言っていたこと。
その通りでした。
母の病室に行く前には“祈りの部屋”みたいのがあって
“残された命”を“残された時間を”
患者と家族が“こころを癒す場所”として用意されてるんだと思いました。
それが逆に、
“母の死が本当に近いんだな”と
現実を突き付けられた悲しい瞬間でもありました。
母の病室に向かう中
“現実を受け入れる心の思い”と
“今日からこの病棟で母との時間を過ごしていくという
覚悟を決めて”母の待つ病室の扉を開けました。
