今日は仕事の話
最近、円が安い方向へ少し動き出した。
考えてみれば5年ほど前は100円台だった円
5年間に25%も高くなった「円」。
一時はこんなに円高が進むと輸出企業、大企業は
大打撃!といった新聞記事であふれかえった物ですが
今は静寂感さえあふれる論調。
どんなに円高になっても、ニッポンは輸出しないと
生きていけない。原価割れになっても物を売る。
国内で作っていても今の円高レベルでは利益が出ないので
競争力が無くなる。
そこでより安い生産拠点を見つけ、展開してゆく。
競争力といえば価格競争力と言われるが・・・
それだけなのかい?
これまで、家電量販店や大量販売店でいろんな安物買いをしてきたけれど
使えなくなって、ゴミになった物は数知れない・・・
結局、安物買いは銭失いなのだ。
そろそろ消費行動見直す時期に来ているのかもしれない。
真のメイドinジャパンを買うことがいったいどうことなのか?
私たち製造業の中にメイドinジャパンを作る力は確実に減っている。
このまま行くと製造業はものづくりの「誇り」さえも失うことになるだろう。
どんな、未来がやって来るのか。
「誇り」と「幸せ」が存在する日本であって欲しい。