TPP | ふるさとぐらし 加賀的生活Ⅱ

ふるさとぐらし 加賀的生活Ⅱ

 石川県 加賀市に住んでおります。石川県といえば金沢・能登・・・ではなくて加賀だってとってもいい処。ちょっと恥ずかしがり屋の土地柄の加賀には、みんな知らないベストスポットや、秘密の食材やお店がいっぱいです。そんな加賀での生活風景をお届けするブログです。

最近 TPP(てぃ、ぴーぴー)と言う言葉を耳にする。

こういった響きは、若い頃、長渕剛の歌にあった。

たしか、「ろくなもんじゃね」とかなんとか言う題名だったか?

 先日、ある県会議員さんの地区の後援会の会合に行ったときのこと

私の前に、地元JAの役員さん二人、隣にこの地域の資産家。

彼も田んぼの所有者であるが・・・つまりは組合員

このTPPについて、激しく論議をしていた

とーぜん、JAは反対!

とはいっても参加することになると読んでいる節もある。

資産家は賛成の立場

これまで、日本の農業を守るという理由で

数百%という関税率を農産物に掛けてきた日本・・・

いまでは、その関税の高さを乗り越えカリフォルニア産コシヒカリ

おにぎりがコンビニならんでいるとか・・・・

わたしは農業関係者ではないので傍観していたのだが・・・

自由貿易経済圏という構想・・・デメリットばかりではないと思う

たしかに農家の方々にとっては、これ以上米価が下がると

日本に農家が無くなるという・・・深刻な問題を抱えるのかもしれないが・・・

 最近、こんな事を考えている・・・日本人は日本の味を求めなくなって

しまったのか・・・と 

そして、年間1900万トンもの食料廃棄物を生み出す日本・・・

安ければいいという消費動向だけが日本に渦巻いているのか?

もうそろそろ、方向転換が必要です。

 最近、パールホワイトのわたしの車は2日もすると、涙を流した

ような模様が残ります。何かが降ってきています。

 ひょっとすると、数十年前のヨーロッパのような環境が日本にも

押し寄せているかも・・・・

 日本の農業を守ることは決して価格だけではなく土を守ること

環境を守ることではないでしょうか。日本の土壌が汚染されて

しまうと日本の『食』がほんとうに滅ぶことになるのではないか。

尖閣諸島の領土を守ることも大切であるが、環境を守ること、

中国の経済発展が日本の環境を死滅させるようなことには

徹底的に抗議して、絶対に屈してはならないと思う。