3月最後の土曜日に観てきました。
『教皇選挙』
CONCLAVE
コンクラーヴェ
こんくらーべ
根比〜べ

ヴァチカン システィーナ礼拝堂で行われる
次なるローマ教皇を決める密室の選挙です。
世界中から集まった枢機卿たちが
規定の得票数(映画ではたしか75票)に誰かが達するまで投票を繰り返し、
新教皇が選ばれるまでのお話。
守旧派、改革派、
様々な思惑が渦巻いて、
根回ししたり、寝返ったり
票が増えたり減ったり、また増えたり。
だんだん疲れもたまっていき…
これは もしや 根比べ?
ただひたすら、それだけのお話ですが
イタリア好きとしては興味津々
選挙の取り仕切りを任される
ローレンス主席枢機卿を
レイフ・ファインズが演じます。
ちらと揺れ動く心の内が垣間見えたり
うまいなぁと思いました。
(ヴォルデモート感はゼロ
)
派閥?どうしの駆け引きもあるし、
もちろん、ぞろぞろ100人以上の枢機卿たちがいるけども
ミステリーというよりは
一人芝居を観てきた印象でした。
今回も一緒に観たHちゃんいわく
おじさんの息づかいこんなに聞いたの初めてー
たしかに おじさん率98% の映画でした!
そんななか
美しい年配のシスターが存在感を放っていました。
イングリッド・バーグマンの娘さんなんですね

イタリア語の会話も多くて嬉しいが、
ラングドン教授が巻き込まれるような事件の話とは違うから
カメルレンゴも地味に頑張るし、
ローマの街並や名所を1ミリも見ることはなく…。
もう少し…イタリアを見たかったかな
とは思いながらも
面白かったです。
信仰をもたない私ですが
現教皇フランチェスコの在位が
どうか長く続きますように
と、改めて思いました。
全快を心よりお祈りしております。

