長引くコロナ禍で
昨年劇場で観た映画は
結局2本だけでした

3月終わりの『ノマドランド』と
(行っておいてよかった)


もう1本は先月

こちらは
自分史上 

最高に…

意識喪失
してしまった映画でした魂が抜ける
(師走の貴重な休日だったのになぁ)


いまや題名すらもうろ覚え無気力

写真があったので

記録しておきます



あぁ〜 そうだった


このタイトルに

私はまったく別の方向に

期待してしまったのでした



レオナルド・ダ・ヴィンチの

最後の作品かもしれない

1枚の絵を巡るドキュメンタリー


ということだけ 知って

突然行ってきました



始まってみれば

いわゆるマネーゲームの話札束



世界を股にかけてるらしき

画商や専門家が

ぞろぞろ出てきては


駆け引きに

勝ったり 負けたり

騙したり 騙されたり

(好きな人にはたまらないのかな)


誰がどのひとだったか

何度も教えてくれるわけでなく

(Nスペとは違うのねぇ)


フランス語の響きが

追い討ちをかけ

(イタリア語なら少しでもわかる言葉を聴き取ろうと努めたかも)


気づくと


繰り返すこと数回


誰だったっけ?

どっち?

なに?


いいやー

誰でも どっちでも

もう どうでも凝視



高評価の作品みたいですが


居眠りこいてた

勝手な思い込みをしていた

私が言えるこっちゃあないけども


最後の1枚」だったかもしれない

この絵への ダ・ヴィンチへの

敬意とか 想像力は

どこにあるのだろうむかつき

(エンディングも感じ悪っ)



逆に

とんでもない想像力を

これでもかと繰り出してくれたのは


知られざる「最初の1枚」を巡る

若き日の レオナルド・ダ・ヴィンチを描いたドラマ


昨年初夏に全8話の放送

夢中で観ていました



https://www.wowow.co.jp/detail/172741



第1話から

フィレンツェのドゥオモ

クーポラの先端に 

丸い球を載せる工程のリアルな映像に

もうドキドキ



ほら あそこのてっぺんの球 
直径6メートルですってよ



じつは冒頭で

殺人容疑者のレオナルドが

ミラノで収監されていますびっくりマーク


死刑宣告も間近な模様



その経緯を振り返り
ますます謎が深まりながら


若きレオナルドが

才能を開花させていく様子が

描かれていきます



名画や作品が完成(未完成)する過程も

スゴいのですが


歴史上のあの人やこの人との

邂逅&振り回されぶり?も見逃せず



世界史好きにも

美術好きにも

イタリア好きにも

ミステリー好きにも

吹き替え版は声優好きにも


満足できるドラマだと思います




WOWOWでは

2月に再放送!

まだ他では観られないようですが


いつか配信などで機会があったら

ぜひぜひおススメです




ところで



胃の具合が悪くなった母を連れ
今朝は急遽病院へ車

いつもは必ず気をつけている
一時停止ポイント
ゆるゆると出てしまった自覚あり

気づけば後ろに白バイが

静かに
そーーーっと病院の入口まで
ついてきたお巡りさんは

「ほんとうに申し訳ありません
たぶん病院にお急ぎだとは思ったのですが
決まりですので…
先に受付どうぞ」


風間俊介によく似たお顔で
おっしゃいました


あ〜あ

帰りにとっとと支払ってきました


最近いろいろあるので
これも厄落とし


冷静なようで
動揺しているものですね
気をつけよう

明日は胃カメラへ連れていきます

ではでは