やられた!!
今年の イチ押し映画に
なっちゃったかもしれません。
原作好き過ぎて
映画化されると
ロクなことないのだが
これは
素晴らしかったです!!
絵本のような
こうの史代さんの世界がそのままに
ほんわり
温かい
娘は 声優さん目当てに
原作を知らずに 観に行きましたが
とても よかった、と。
その映画館では
太平洋戦争 開戦の日に合わせ
500円 だったこともあり
若者がたくさん。
満席どころか、立ち見だったそうです。
広島 から 呉へ お嫁にきた
主役の すずさん の声に
のん(能年玲奈)ちゃん が
もう、ぴったりで。。
すずさんは 絵が上手で
とっても
ぼ〜〜っ としているんです。
昭和8年から終戦まもなく
までの話ですから
何が 起こるか
観客は 当然わかっているわけで。。。
ましてや
原作や ドラマ(北川景子さん主演の)で
あらすじを
知っている私
それでも
最後は 大きく息を吐いて
清々しい気持ちで
いい 映画だったね〜
と
観客の皆さんと 思いを共有した気がしました。
早朝の上映にもかかわらず
たくさんの 若い人たちも
観にきていて
うれしかったな。
強いメッセージがないから
逆に
伝わってきます。
ふつうの人たちの
ふつうの毎日の 尊さが。
こうの史代さん
漫画を
読んだことがなくても
最近では
宮部さんの『荒神』の挿し絵で
ご存じの方も 多いんじゃないかしら。
緻密なボールペン画で
古事記を漫画化してしまった
『ぼおるぺん 古事記』は
私の愛読書でもありますが
『この世界の片隅に』は
こうのさんファンのお仲間から借りて
持っていなかったのです。
なので
復習用に
本屋へ直行
さぁ
スイッチ入れ直しです。
12月後半も がんばろう〜〜。

