だいぶ経ってしまいましたが
先週、
ちょっと気になっていた作品を
観てきました。
おひとりさま は久しぶり。
宣伝文句は
笑うな 危険
相模原で起きた信じがたい事件の犯人が
この人物に影響を受けたと知り
このタイミングでどうかと思いますが
鑑賞の一記録として 残します。
あの ヒトが
現代にタイムスリップして
モノマネ芸人だと 勘違いされ
大ブレイク してしまうらしい。
ドイツ国民へのインタビューシーンは
生の声。
ドキュメンタリー場面も
織り込まれているらしい。
欧州の人達とは
比べようもないほど
ヒトラーに対する感覚が
鈍いであろう私は
笑えるのか?
笑えないのか?
さてさて。。。
結論を言うと
ちょっと笑っちゃったけど
やっぱり 笑えないというか
笑いたくはない
時間が経つほどに
ぞぞっと 怖くなりました。
70年前から来ちゃっても
そのまま同じことを 言ったり、したりが
現代とのギャップで
ちょっと 可愛くも見えてしまい
チャップリンの 『ニューヨークの王様』を思い出してしまったのだけど
小さな国の 王様が
うっかり?大都会で
人気者になってしまう。
CMに出演させられ、
ヤムヤム!! って
言わされる
可愛らしいけれど、
可哀想な 王様。
やっぱり
全然 似ていない
テレビも パソコンも ネットも
どんどん順応してくる 賢さ。
瞬時に相手の力量を 見極める
頭の回転の速さ。
雇用や 難民問題に不満な国民の
ハートを掴んでいく 話力。演説力。
ヒトラーそっくりの 変なおっさん
じゃあ ないんです。
何一つ変わらぬ ヒトラー本人。
そのことに ただ1人 気づいた
善良な青年監督は?
結局、勝ったのは?
得をしたのは 誰でしょう?
そして問題の あのヒトは
どうなるの? 消えるの?
それが ハッキリしたあたりで
席を立つ人 多数。
エンディングらしき曲が
流れてきたけれど
油断しては いけません。
最後の映像に 曲調に 歌詞に
制作者の 言いたいことが
あったように思います。
いちばん 怖いのは…
きっと……。
制作当時より
間違いなく 世界が悪くなっている今
考えさせられる
ブラックコメディ でした。
…コメディかなぁ?
思い出すほどに
笑えなくなってます。
おっさんは シメシメ かしら、
原題は
彼が また ここに いる!
てな 感じだそうです(娘 訳)
楽しい ヒューマンドラマが観たいなぁ
と思っていたところに
朗報が!
週末は
うれしい映画へ GO
その前に 通院だ〜
あ、注射を忘れていた〜〜

