土曜日にリウマチの公開講座を聞いてきました。
テーマは
「関節リウマチの治療:寛解から治癒へ」
実際に治癒された患者さんの体験が聞ける
というので楽しみにしていました。
おひとりだけでしたが
その方は11年前に発症し、
つい最近ドラッグフリーになった方でした。
お話の内容を簡単にまとめます。
幼稚園児と2歳児をもつ30歳。
通園や行事が大変な幼稚園やママ友の関係で
心身疲労の生活が続いていたころ
首の激痛、手首の腫れから、整形外科へ
すぐにリウマチを疑う血液検査、
そして大学病院で主治医の先生と出会う。
リウマトレックス、ロキソニンで治療開始。
リウマト増量、ステロイド使用へ。
半年ぐらいから一進一退が続く。
家族や周りの協力でなんとか生活をこなす日々。
いろいろな人から民間療法を勧められることも。
「ここで医療に不信感をもたなかったことが
結局は近道だった。信じて治療を続けてよかった」
2年経過し、
主治医からQOL(生活の質の向上)のために
バイオの提案あり、レミケード開始。
4か月後、発熱、咳など肺の副作用により
レミケード、MTXともに中止。
この時点で CRP、MMP-3の数値が下がっており自信をもつ、
新しい免疫抑制剤として
ネオーラル を使用
7年間で徐々に減薬、
そして先日ドラッグフリー(治癒)となる。
そして、ご自分がとても恵まれた立場であったこと、
今現在苦しんでいる多くのリウマチ患者さんを思う
前置きをされたうえで、
自分なりのリウマチの向き合い方として
・ストレスをためない
・自分のことを優先する
・辛いときは自分の持ち分内で、上限に達しないように。うまくサボる
・焦らずあきらめず、寛解を信じる
とお話をされました。
バイオを中断となっても
寛解から治癒へ至ったご本人からのお話は
とても勇気が持てました。
そしてけっして特別な人、特別なことから
治癒に至ったわけではないんだなぁ、とも。
その後、
体験談を語ってくれた方の主治医の先生による
最新の治療についての講座がありました。
ときに脱線しつつ、オフレコ内容などありつつも
だいたい、みなさんもご存じのような内容です。
手元の資料では寛解は40~50%
講師の医師の話からすると
私のはまだ寛解(臨床的寛解)とはいえなそう。
治癒では450人に4人。
確率的には1ケタの割合ですが
ブロ友さん方のように、情報が豊富で
積極的に治療に向き合っている人ならば
もっともっと高い確率になるに違いない。
すぐに結果がでることではないけれど
少しずつ積み重ねて、焦らず完全なる寛解
バイオフリーめざしていけるんだ!
と思いました('-^*)/
また補足等思い出したら、アップしたいと思います。
1月、2月がんばったのに
卒業式で風邪ひいちゃいましたー。
まずは日々の健康管理からですね。