あえての
『ハズレ医師』
ゴロゴロてろてろ転がって
惰眠を貪っていた小太郎
夕方、うろうろ&鼻鳴きし始め
トイレかな?と、お庭に出すと
ウンチングポーズで数分固まり
私を見つめたまま、鼻鳴きと
気張る呻きと、小さい悲鳴…
終えたモノを確認すると
腸の粘膜?が点在し、終盤は
細く…細くなっていた
術後の排便時、長く気張り
鼻鳴きをしても、なかなか出ず
出ると、崩れない軟便を少し…
ストレスとかで、腸の動きが
鈍っているのかな?
土曜の抜糸時に聞いてみようと
父ちゃんと相談していた
片付ける前に、踏まないよう
先にコタの手足を洗おうと
タオルを取りに行き、戻ると
胃液に白色の何かを混ぜて
思い切りシェイクしたような
吐瀉物が2回分(゜ロ゜;
コタは、空腹嘔吐があるから
その胃液嘔吐は見慣れてる
が、それは明らかに違ってた
すぐ、父ちゃんの連絡すると
病院へ連れて行こうと、即答
(時間管理ない会社に感謝だわ)
待つ間に、排泄物と吐瀉物を
そっとトイレシートに拾って
病院へ持って行く準備して
ふと気がついた…
木曜日やん?副院長休みやん…
掛り付け病院は、3人の先生と
非常勤が数人いるのだけど
1人の先生と、相性が悪いのだ
相性と言うか…信頼出来ない?
ただ、そこにいる『だけ』の
Kaitoに、マジでビビったから…
多分、大型犬が苦手?
だから、少しでも早く離れたい?
予防注射時に、聴診も消毒もせず
Kaitoの背後から手を伸ばして
(腰がひけた状態で)接種する
何かの説明は、専門用語を羅列
意味が判らず確認や質問すると
露骨に不快な表情になるのだ
まてよ?副院長が不在なら
院長先生が出てらっしゃる?
なら、5割の確率で院長先生?
かすかな期待は叶わず(泣)
ハズレ医師に当たってしまった
コタの様子を説明したが
聴診もせず、手術とエリカラの
ストレスでしょうね…って(怒)
ガスターとビオフェルミンで
土曜まで様子を見て下さい、と
持参した『ブツ』に一切触れず
ある意味、想定内
院長先生、副院長先生なら
絶対に『ブツ』を確認するし
聴診、触診を丁寧にされる
が、この先生はしないのだ(怒)
指示通り、ご飯は半量にして
薬を飲ませるが、半量の半量を
残して、ヒンヒン鼻鳴きしては
箱座りのように、四肢を隠して
伏せ、私らをずっと見つめる…
言葉を持たない動物だから
日常の変化や違和感etc.から
飼い主がキャッチし、病院へ
連れて行くのに、心配で不安で
病院へ連れて行くのに…
勝手判断だが、父が開業医で
兄も獣医師だから、なんとなく
獣医師になった?って印象
わからないけど、あくまで印象
朝には落ち着くとよいけど
もしも、万が一にそなえて
念の為に夜間救急を調べた
リビングの定位置で丸くなり
時々顔を上げ、私を見つめて
ヒーンとか細く鼻鳴きするコタ
大丈夫?母ちゃんいるからね
って、撫でたり擦ったりしか
出来ない事が、悔しいような
切ないような…そんな夜