こんにちは Aphrodite
です。私の母は子供の頃から、「食」の重要性を説き、食材がどこでどのようにつくられているかにこだわり、出来るだけ<「手料理」推奨派。どんなに疲れていても忙しくても「料理」だけは自分の手で。「手料理こそが子供に与えられる最大の愛情」そんなポリシーで育ててれました。
私が結婚する事になった時も、夫の連れ子toshiくんが重度の引きこもりである事を知った時も、戸惑いながらも「出来るだけ手料理をつくってあげなさい。食事が大事だからね」とアドバイスしてくれました。
さて、この重度の「引きこもり」だったtoshiくんは現在無事大学を合格し、大学生として毎日きちんと学校に通うようになりました。
ここまで来たのはあくまで本人の「努力と選択の結果」です。
でも、家族として、親として、ささやかながらいくつか試行錯誤してきた事もあります。その一つである「食」の改善について前回に引き続きお話したいと思います!
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私が結婚した当初、高校生になったばかりのjuju(仮名)はというと、昼間は学校に行きたくないからか布団の中で就寝。夕方から起きだしてゲーム開始。そこから朝までずっとゲームで一日を過ごして朝になると寝るという日課でした。
その間食事はというと、祖母が全て請け負っていました。朝は近所のコンビニで買ったパン、昼は外で購入したお弁当、夜も外で購入したお弁当を持って部屋に行き、置いてくるという感じ。
もちろん日中は彼は寝ていますので、前のご飯を食べていようが食べていまいが次のご飯が置かれ、そして10時や15時のおやつまで運びこまれる始末。とにかく工場のラインのように自動的にご飯が運びこまれる状態でした。
テレビドラマでは見た事がある開かずの扉の部屋の前に置かれたご飯、それが現実として本当に起きているんだと驚きました。
そしてたまに見る部屋の中は、正直「ゴミ置き場」の様子を呈していました。
「こんな部屋ではとても健全な精神は育まれません!」
かといって彼は誰かが部屋に入るのを極端に嫌がります。(これにはちゃんと理由があることが後ほどわかってくるのですが)
特に祖母が部屋に入るとtoshiくんの機嫌が極端に悪くなります。
そして祖母は祖母で食事を持って行くことを口実にどうもjujuの行動を監視しています。
「食事」はjujuにとってはおばあちゃんが部屋に入る口実であって、「ワクワク」を感じるものではなくなっているように感じました。。。
そこで悩みながらも、私が最初に決めた「食」に関するルール。それは、
①食事の管理は全て私がする!
でした。
そしてそれはつまり祖母に出来るだけjujuから離れてもらう事でもありました。
まずは夫に話をして、今後は私が全て食事をつくるということで祖母にはjujuの食事については関与しないように、そして「甘いジュース」はもう買ってこないようにとお願いする事にしました。
最初の一歩でしたが、訳のわからない高校生を相手にどこまでできるか。。。正直不安ではありました。
でもこれをきっかけに大きく状況が変わっていくことになります。。。
続きはまた次回!
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Aphrodite
