です。ここ数回食生活の改善についてシリーズで書いていますが、この中に出てくる「引きこもり」の子供について今日は少しお話ししたいと思います。
子供の引きこもりや、不登校で悩まれている保護者の方は多いと思います。私もその一人でした。なかなか同じ様な状況の人でないと理解できない事も多いですし、「引きこもり」ということは社会的にはネガティブなワードですから、そんな子供がいるという事を認める事ですら、困難に感じた事もありました。
ここ数年間私も引きこもりの子供と携わってきて感じるのは、こういった「引きこもり」や「不登校」の子供達は決して何も考えていないわけではないということです。むしろ、良く考える頭の良い子が多いです。
考えてしまうから悩んだり、無気力になったりするんですよね。
頭の良い子達ですから、逆に何を言ってもダメです。理解力と知識はしっかりもっていますから。矛盾点にはすぐ気がつく、正論で通してもむしろ反感を持つだけです。
そしてそうなった原因を探ろうとしたり、彼らを変えようとしても無駄だと思います。
そんな彼らに唯一親が出来る事、それは暖かく見守ってあげる事だと思います。
私は不登校や引きこもりの子達は人生において少し休息が必要な人達だと思っています。なんらかの原因、もしくはもともとの性格で今の現状に疲れてしまって、少し休む時間、何もしない時間が必要な子達だと思います。
だから、早く立ち直らせたいなら、充分休ませてあげる事だと思います。
そして、親が社会の中で明るく楽しく暮らしている姿を見せる事も重要だと思います。
彼らは、彼らなりに悩んでいますし、そんな自分を否定的に見たり責めたりしてます。だから親が一緒になって、否定したり、責めたりすると、追い詰められてしまうと思うのです。
大事な事は、「ありのまま」の彼らを受け入れて、そのままの自分を受け入れる自愛の気持ちを育てる事だと思います。
子供には愛の器のような物があって、産まれたときからずっとその器に愛を貯めていくそうです。そして、その愛の器が一杯になって溢れるようになると、愛は自分でも満たす事が出来るようになり自然に自立して行くそうです。
あの才能あふれる演出家、宮本亜門さんも、芸人の千原ジュニアさんも一時期引きこもりの時期があったと聞きます。
「引きこもり」の子供を抱えている保護者の方は今は子供がチカラを貯めている時期だと信じてよいと思います。そして、彼らが次のチャンスに充分に活躍できるよう、彼らを信じて見守っていてほしいなと思います

いつも読んでいただきありがとうございます。
よろしければ投票もお願いします。
人気ブログランキングへ
Aphrodite
