です。シリーズでお伝えしている「食」で癒しの続きです

数年前に読んだ本に栄養士が書いた「キレる子供」に関する本で、反抗期でヒステリックに暴れている子供にとにかくなんとかして「バナナ」を1本食べさせるようにすると、しばらくすると嘘のようにおとなしくなると書かれていました。
そしてその子供の食生活を調べると、カップラーメンやインスタントラーメン、ジャンクフードがほとんどだと言うのです。著者は、そういった家庭にバランスの良い食事を導入していくことで、ほとんどの子供がキレる子供から落ち着きを取り戻していくと言っていました。
当時高校生だったjuju(仮名)にあてはめてみると、juju暴れている時に「バナナ食べる?」なんてとても言えない。。。
やはり出来ることといえば日々の食事をバランスの良く良質なものに変えていく事ぐらいでした。
さて、私の出す食事には無関心なそぶりを見せていたjujuでしたが、ある日、高校のお友達がやってました。夕ご飯の時間になっても帰る感じはしないので、とりあえず夕飯を出してあげました。
いつもjujuにしてあげているように、一汁二菜、そしておやつに手作りのスウィートポテトもつけてあげました。部屋まで持って行ってあげると「ありがとうございます!」といってお友達はお礼を言って受け取りました。jujuは黙っていますが、嬉しそう。そして私が部屋の扉をしめると、「わあ!美味しそう!」と叫ぶお友達の明るい声が。。。
いつも何も言わないjujuですが、心の中ではそんな風に喜んでいてくれるのかな。
美味しい食事をつくる行為は愛情を伝える手段でもあります。とっても大変な工数ですが、やっぱり喜んでもらいたい。幸せな気持ちになってもらいたい。そんな気持ちがあるから作れるんですよね。だから反応を感じるととても嬉しい。
少し希望が見えてきた日でした

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