こんにちは。
下顎の左1~3番の
ブラケットの貼り替えもありました。
この貼り替えの目的については、
期待を込めて、きっと、
下顎のU字型の頂点が
左側にずれて歪んでいるのを治して、
左3番辺りの上下の当たりが強いのを
改善するためだろうと思っています。
で、このひと月の間に
どんな変化があったかというと、
見た感じ、
左1~3番の唇舌方向の傾きが
変わったような気がします。
右下1~3番に比べて、
左下1~3番は
レベリングが終わった時からずっと
唇側に傾いていた
(フレアー状態のようなもの?)
のですが、
その傾きが少し弱まったように見えます。
私の頭の中で
「下顎のU字型の頂点が
左側にずれて歪んでいる」と
ずっと思っていたことが、
先生の頭の中で、
「左下1~3番が唇側に傾きすぎている」
ということに変換されたのですね。
この変換自体も「やっぱりプロはすごいな」
と思いましたが、
歯の傾きの調整を、
ブラケットの位置を変えただけでできるのも
「すごいな」
と思いました。
そう言えば、なのですが、
10月に左下1~3番のブラケットを
貼り替えるときに、
先生はそこの部分の歯茎に指で触れて
何かを確認していました。
1~3番の傾きを変えても
歯根が歯槽骨から飛び出したりしないかを
確認していたのかもしれません。
何気なく言われた
「今はまだ丸いワイヤーを入れているけれど
後で四角いワイヤーにします」
というひと言にも、
「後で歯根の位置をきちんと調整します」
という深い意味が込められているのかもしれません。
もしかすると、
先生は先生で「患者にちゃんと説明をしている」
とお考えなのかもしれませんね。
とにもかくにも、
「下顎のU字型の頂点が
左側にずれて歪んでいるのを治して、
左3番辺りの上下の当たりが強いのを改善してほしい」
と私が思っていることは、
きちんと伝わったと思っていていいですよね?
だとすると、
下顎について気がかりなのは、残り一つです。
それは、
下顎の正中が顔・上顎に比べて1~2ミリ、
左にずれていて、
それと同時に、
左側の上下奥歯の山谷もずれている
(下顎奥歯が左奥にずれている状態)
ことです。
でも、先生は、
下顎歯列を右方向に順に引っ張ることには
後ろ向きな感じです。
はっきりとは言われたことはありませんが、
現状、
舌小帯の位置に
下顎歯列の正中がきているので、
歯列の位置としては
今のままが正しいということかもしれません。
仮に歯列の位置が正しいとすると、
正中ずれ・山谷ずれの
主原因は下顎自体の位置のずれなのでしょう。
ここでの患者側の選択肢は
次の三つです。
① 下顎を1~2ミリほど、
単純に右横に引っ張った状態が
デフォルトになるように
癖づけする。
② 下顎を(上から見た場合の)右回りに
回転させた状態が
デフォルトになるように
癖づけする。
③ 何もしない。
下顎の正中ずれは、上顎ほどは目立たないと思う。
左奥歯の山谷ずれは、機能上の問題が残るけれど、
私の場合、矯正前よりは断然良い状態と言えるし、
モノが噛めないわけではない。
私にとっての優先順位は
②>③です。
①は、私には無理です。
試しに下顎を右に引っ張ってみましたが、
右顎から右こめかみにかけての筋肉が、
異常に緊張して、
片頭痛体質に後戻りしそうです。
いつか、時期を見て、
先生にも①から③のどれがいいのか、
相談してみるつもりです。