こんにちは。
今月の矯正歯科に行ってきました。
前回、
「咬み合わせなどで気になることがないか、家で確認する」
という超・高難度ミッションを与えられたので
あらかじめ家で鏡を見ながら
気になる点をリストアップしておいたものを、
先生に言ってみました。
① ポカンと開けていた口を、
力を抜いて閉じてくると、
まず左の上下の3番があたる。
さらに閉じるためにギューッと噛むと
下顎が1~2ミリ右方向に横滑りして、
左の上下の奥歯がぶつかって止まる。
このとき、右の上下の奥歯の間には
まだ隙間が1ミリぐらいあって、咬みあわない。
② 上の①の要領で口を閉じてきて、
左の上下3番があたっているだけの時に確認すると、
上下の正中が1~2ミリずれている。
上の正中が右に寄っているのか、
下の正中が左に寄っているのか、
上下がそれぞれ1ミリずつ、ずれているのかは、
よくわからない。
もしかすると、
前に先生に言われたように
今より下顎を1ミリほど右にずらすのが正しくて、
そうなるように練習で下顎にクセづけをすれば
正中不一致が解決するのかもしれないけれど、
よくわからない。
③ 歯列の傾きは当初に比べれば
見違えるほど改善されているけれど、
まだ少し傾いていると思う。
正面から見ると、右前歯の切端が
左肩上がりになっているように見える。
角度はここまでひどくはないけれど、
大げさに言えば↓イメージはこんな感じ。
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④ 咬み合わせて、左の上下3番があたっているだけの時、
右1~3番の上下の歯同士の隙間(=前後的な隙間)が
左1~3番の上下の歯同士の隙間より広い。
ものをかみ切りやすいのは、左1~3番の方。
私としては、①~④の現象は
根本的にはつながっている気がしていて、
「全体の歯について、この方向に調整していけば、
まとめて改善されます」
みたいな答えを出してもらえるのを、
少しだけ期待していたのですが、
やっぱりだめでした。
先生の方針は、
「まず①を改善して様子をみましょう。
顎関節の状態によって
下顎が左右にぶれながら
口が開いたり閉じたりすることがあるので。」
というものでした。
ただ、②~④についても、
私が言いたいことはわかってもらえたみたいです。
「改善するようにできるだけやってみますが、
どうしても無理という部分が残ってしまう可能性はあります」
とのことでした。
それで、今回の実際の処置は、
再びブラケットの貼り換えでした。
左上2番3番と左下3番です。
私はブラケットの貼り換えが
痛くて苦手なので、
声に出して言うのは我慢しましたが、
心の中では「えー、また?!」
と泣きそうでした。
歯列矯正の仕上げの微調整って、
ブラケットの貼り換えが不可欠なのでしょうか?
そんな話は聞いていないよ???
ネットでも見たことないよ????
ワイヤーの曲げの調整で、
なんとかならないものなのでしょうか?
この先、②~④を改善しようとする度に
ブラケットの貼り換えがあるかと思うと、
若干憂鬱です。
先生は
ショパン(←作曲家兼ピアニストのあのショパンです)の手に
そっくりな、指が長くて器用そうな手をお持ちなので、
「ワイヤー曲げで仕上げの微調整」だってできそうなのに、
ちょっと不思議です。
※ショパンの左手の模型をかれこれ30年ぐらい前に
ヨーロッパで見ました。確か、
ドイツのボンにあるベートーヴェン・ハウスだったと
思うのですが、もしかしたら別の博物館だったかもしれません。
ああ、また行きたいな。海外旅行・・・