やっと三日目・・・笑

 

そしてこの辺からGOPROの扱いにも慣れてきて動画が増えたはずなんですが、えへへ。

PCも携帯もデータぶっ飛んじゃったのでないんだぜー?ワイルドだろー?(´;ω;`)ブワッ

 

ということで、3日目です。

この日はナウタ街道(イキトスからナウタに向かう道)の途中にあるアピストスポットで採取とのことでした。

そう、前2日は「色んな魚を採取しよう」編であり、ここからが店長ウッキウキのアピスト採取本番なのだ!!!

 

 

三日目なのに三度目となる同じ朝食にももう慣れたもんです。

ただ、3日連続だと流石に気付くよね。

「もしかして、これは帰るまで毎日続くのでは・・・」と。笑

まぁ、続くんですけどねw

 

 

 

写真や動画が少ないのでサクッと行きますが・・・。

 

イキトスから約20キロ程いった所と聞いておりますが、20キロ!?

マジで!?という位長時間に感じました。

 

この日は、なんと地元のアピストメインでの漁やシッパーをやっているというご老人が同行です。

もう、佇まいからして「師匠感」が凄いので、私はアピスト師匠と呼んでいました(伝わってないだろうけどw)

 

そんなこんなでしばらく進むとバイクが止まったり、進んだり。

 

「これはまさか師匠がポイントを探している?忘れているのだろか?」

等とドキドキしたもんです。笑

単に坂が多く轍も深くぬかるみもあり、これ以上バイクで進めないって感じでしたw

 

土屋さんから「このちょっと先なんですがバイク進めないので少し歩きますね」

 

( ゚д゚)ハッ!

私の中で鉄板となりつつある、土屋さんの「ちょっと」

 

 

この日もかなり暑く、「ちょっと」の言葉を信じて歩きはじめましたが永遠につかない・・・

喉も渇き、何より足腰が既に瀕死w

やばい・・・もう歩けないかも・・・・。

 

そんな時に大きく話された前方の集団から「おぉ!凄い!!」の声が。

 

 

おお!!!!!!!!!!!!!!!!

絶対アピスト居る!!!!

さすがアピスト師匠!!!!

 

ここぞとばかりに元気を取り戻した店長は、先に入ってしまおうと動くけんごさん&めぐを慌てて静止します!

「ちょっと!待って!!!!マジで待って!!!!」

 

慌てて水質検査キットを取り出しGOPROを装備。

 

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画像

 

pHひくっ!!!!!!

分かりにくいけどppmは20

水温は約30℃になってるけど、岸辺の表面なのでこの水温ですが、入るとだいたい26℃くらいの体感。

 

 

 

こんな感じで誰も入れさせず検査してました。

 

 

 

けんごさん「店長!まだっすか!w」

店長「もう少しwちょっと足腰がキツくてw」

めぐ「店長アピスト師匠よりお爺ちゃん感あるんだけどw」

 

 

そんなこんなで、さぁ採取解禁よー!!!

 

 

めぐ「うわぁ・・・・」

けんごさん「うーん、中々エグいですねwまぁ行けますがw東南アジアだったら100%ヒルだらけの感じですよこれ・・・」

Kさん「凄いブラックウォーターですね、アピスト居ると良いなぁ」

ぐっぴーさん「・・・・」

Tさん「ナマズはいなそうですねw虫やだなぁw」

ふるさん「・・・」

 

いつもなら我先に入っていく面々が少し躊躇したのは・・・そう。

水面が虫だらけww

ゲジゲジみたいなのがめっちゃ浮かんでるし、ちっこい虫もめっちゃくちゃ浮いてるw

 

私「これは中々抵抗ありますねw」

けんごさん「入らなきゃ採れないんですよ!俺は行きますね!」

めぐ「水つめたっ!(もう入ってる・・・しかもお腹辺りまで水面あるw)」

 

めぐ&けんごさん「うわっ!ふっか!!!!」

 

そう、お二人共首辺りまでとっぷりと沈んでおりました。

 

それを見て私は「ふむ、みんな頑張るんだぞ」と心の中で応援をし、眺めておりました。

 

するとアピスト師匠が私の方を叩き、手前の茂みを指差しこう告げます。

「アピースト」

 

ここに居るってこと?

って聞いたら「うんうん。」と頷いてくれました。

結構伝わるもんなんですよね、会話w

 

えーじゃ入るか・・・

とザブっと入り網を振るう。

 

居ない。

全然何にも採れない。

(よく考えたらさっきめぐが荒らしてた所だから居るはずないかw)

ゲジゲジとイモムシが30匹くらい採れたけど(´・ω・`)

 

 

「店長!!!ちょっと!!!アピスト居た!!!!」

(そりゃ採取しに来たんだもんいるよ・・・(´・ω・`))

「店長!早く来て!!!」

(だってさっき貴方足付かないって言って泳いでそこ言ってたじゃん(´・ω・`))

 

私「えー深いんでしょー?」

Kさん「店長、ここにでっかい流木あるんでこれに乗ればいけますよ」

行くしか無いのか・・・ λ............トボトボ

 

流木確かにでっかいのある!!!

けど私身体めっちゃ硬いので跨げないw

 

なんとかかんとか無事乗り越えてめぐのもとに行くと

 

めぐ「ほら!これアピストでしょ!」

 

 

Σ(゚Д゚)

アタフアルパじゃん!!!

すんげぇ色!w

でもメスだね!

しかし凄い!

 

興奮してきた!!!

 

 

と騒いでたら、

めっちゃでっかいオス採れた!!!って。

 

アタフアルパ何回も輸入してるけどこんな綺麗なの見たことないよってほど凄い色でした。

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いやぁ・・感動。

 

 

すると、ふるさんが「店長、これ見てもらっていいですか?」って。

 

 

工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

何これ!!!

見たこと無いアピスト!!!!

 

身体は赤味がかなり強く、尾びれはエグい格子模様のライヤーテール(っぽく見えた)

背びれは畳んでいるのでわからないけど、尾びれの方まである。

なんだこのアピスト・・・。

 

頭は丸っこい。

 

私の経験の中で最も似ているのがリネアタだ。

 

でもペルーに居るはずはない。

 

えー何でしょうねこれ。

マジ新種すかね?

ちょっと水中で横から見たいですね・・・。

でも凄いなこれ・・。

ヤバいすね!!!!

 

確保お願いします!

私も採ってくる!!

 

俄然やる気出ました。

 

 

ガサガサするとアタフアルパのメスはうじゃうじゃ採れるけどオスが居ないw

そしてリネアタ似の新種も全然採れない。

 

「場所変えてみるかな」

 

少し奥に入り、草が茂って虫がたっぷりの場所に網を入れる。

採れた!!!リネアタもどき採れた!!!!

 

 

あれ?

顔がアピストじゃねえな。

 

背びれどうなってんだろ?(背びれつまんで広げてみる)

・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

「セルフィンテトラだwww」

 

これね、店長アピストかどうかもわかんねえんかよって思うでしょ?

逆だよ。

私みたいにアピスト見てる人でもちゃんと見ないと分からないくらいアピスト感出してきたんだよセルフィンw

これは現地で見てくれればマジで分かる 笑

 

 

そんなこんなでこの沼はセルフィンテトラとアタフアルパ(しかもメスばっかりw)の場所でした。

 

何が居るのか把握したらもう店長は休憩です。

ヘトヘトになってインカコーラ飲んでるとアピスト師匠が「ついてこいよアミーゴ」と私を呼びます。

なんだろ?って思ってついていくと「網をもってこい」と。

なんだ師匠、偉そうだなと。笑

 

 

まぁ地元のアピスト集めしてる人だから、何かあるぞとついていく。

めっちゃ歩く。

山の中なのにガシガシ歩く。

 

 

すごく険しいのにめっちゃ歩く。

 

 

たどり着いたのはさっきの沼の逆側で一番奥の場所だった。

 

さすが師匠、いい場所知ってやがるぜ・・・。

 

 

と感心し、師匠と一緒に編みをザブザブ入れる。

 

全く採れない。

私「師匠、ノーアピスト」

師匠「・・ロシエント」

私「ん?ロシタエ?」

師匠「ん?ロシエント」

私「なんだろ・・・」

 

 

そう、ロシエントは当然ロシタエじゃない。

「ごめんね」だった。笑

 

私「師匠、戻るか。バック!」

師匠「( ゚д゚)ウム」

 

また先程の場所に戻り、皆がワイワイ採取している。

 

めぐ「店長どこいってたの?」

店長「師匠がついてこいつーから山の中歩いて行ってきたのに全くアピストいねえんだよ」

めぐ「師匠少しポンコツ感ない?」

店長「いや、めっちゃポンコツな気がするw」

 

Kさん「奥の方行くとアピストどころか魚全然いないっすね」

店長「やっぱり!wさっき一番奥に行ってきたんですが全くでしたw」

 

 

そう、師匠は少しポンコツおじさんだったのだ(´・ω・`)

 

しかし素晴らしいアタフアルパの生息地を教えてくれた。

 

そうだ、私ポケトーク持ってるんだった。

 

私「ここはなんという場所になりますか」

師匠「イキトスとナウタの中間地点だよ」

私「近くに川はありますか?」

師匠「ないよ」

私「現地ではこの沼をなんと呼んでいるんですか?」

師匠「沼」

 

お・・・おう・・・。笑

 

 

後で土屋さんに聞いてみると、ここは一年中水位が変わらず、木が多いので水温も一定とのこと。

流れもないので川ではなく湧き水なんだろうという情報でした。

 

 

 

これで午前は終了なのですが、午後に大事件が勃発します!!!

(つづく

 

Lo siento