今年に入ってラクスは下げ続けている。

まぁ、同業他社も似たり寄ったりだ、要するにSaas系企業のバブルが弾けた。


東証のPBR1倍割れの是正勧告から1年、バリュー株全盛の相場では仕方ない。

正直、実力よりも買われすぎていた銘柄が多かったのも今になればわかる。

私の相場観が無いのだが、短期で儲けるには方針転換が必要だったということですね。

反省や。


ただ今日の下げ相場を見ていて思ったのだが。

SaaS銘柄のトップ企業で黒字を継続しているラクスですらPER44倍だ、業界的に時価総額が去年に比べて目茶苦茶目減りしている事になる。本業でのキャシュ創出力はラクスを置いて他に比肩できる会社はない。マネーフォワードがいくらビジネスの将来性が優れていようとも所詮は赤字企業で現状は増資と借入に依存している、フリーなどそれにも及ばない。


そう考えるとSaaS銘柄が下げれば下げるほど今後ラクスの業界での地位は輝かしいものになるはず、何故ならキャッシュの創出能力が段違いだからだ。

長々と書いたが、SaaS系銘柄の時価総額が下がれば下がるほど次の中計で既存サービスの伸長とM&Aを成長戦略とするラクスの中村社長は安く同業他社を買収できるので笑いが止まらないのでは無かろうか?

合従連衡が始まったときにSaaS業界の盟主となる可能性が高い。ライバルはマネーフォワードくらいだろうか?


そう考えれば株価の下落も悪くはない。

月次で着実に事業成長が確認できればそれで良い、株の儲けは我慢料だとはよく言ったものだ。これから先が楽しくなってきた。

発想の転換やな。