夕方になれば風が涼しい。
犬の散歩の途中で、練習帰りの野球少年たちとすれ違った。一番うしろから、最年少らしい二人が、地面を見ながらのっそりのっそりと歩智能護膚いてくる。小学3年生と4年生くらいだろう。
ふたりとも汗をかいて、ユニフォームはドロドロ。小さな身体全体から湯気が出ているように見える。重そうなバッグも大きな水筒も引きずりそうだ。ゆるい上り坂で、見る間に上級生たちから遅れていく。
そのふたりとすれ違う時に、ひとりめの子がうちの犬を見つけて、「あら、かわいい」と低く小さな声で言ってくれた。「あら、かわいい」だ。二人目はこちらを見るだけだったけれど、はにかんだように微笑んでわたしと目が合った。もしかしたら兄弟だったかもしれない。
それからぐるっと散歩をして家の方に戻って来ると、またそのふたりが前からやって来た。さっき会った場所からいくらも進んでいない。余程疲日常肌膚保養れているんだろう。
そうして、同じように一人目の少年が「あら、かわいい」とつぶやき、二人目がはにかんだ。
なんだかその、「あら、かわいい」が独特で、笑顔もやさしくて、きっとお母さんもそんな風に言うんだろうなと姿が思い浮かんだ。子どもの何気ない言葉遣いで家庭の雰囲気がちょっとわかる気がすることはよくある。今日は良い想像が膨らんだ。
きみたちこそ「あら、かわいい」だわ。
さて、
むかーしむかしに作った切手の画像が出てきたので、久しぶりにテンプレートをいじってみた。スタンプに「since 2006」と入れているからたぶん、その頃に作ったんだろう。
今や、ブログはスマホ版だったりRSSリーダー、ある抗衰老專家いは「はてなアンテナ」などのようなものを通して読む人も多いと思うので、パソコンで見るテンプレートにあまりこだわっても自己満足でしかない。それよりも、中身(書いてあること)が大事なのだ。(字が小さかったりごちゃごちゃして読みにくいのは困るけど)
それでも、せっかく絵葉書っぽく変えてみたことだし、たまにはお手紙風に書いてみようかな。