FAIRLADY Z34
業界は86&BRZの登場でこの車一色ですが実はFairladay Z34も熱いのです、FRベースのスポーツカーと言えば現行で入手出来る国産車ではこの車両しか無いのです、2シーターという特別なレイアウトではあるが発売から数年が過ぎてチューニングカーのベースとしては最高の素材である様に思う。
昨日もCANのECU書き込みToolの納品にチューニングショップにお邪魔したのだがここでも納品説明に使用した車両はZ34で到着時既にダイナパックにセットされていた、この車両で納品説明&セッティングです、CANの書き込みToolの説明もこんな感じで用意して頂いてあるととてもスムーズに進む感じです、今回はデータロガーも付属なのでセッティングも状態をみながら正確に出来ます。
BOSSの工場ではZ34のカム交換です、基本的に最近のエンジン凄く良く出来ていて特にNAエンジンはECUのチューニングに加えパワーアップするには良いパーツを選んで交換したり追加するしかパワ-アップには繋がらない、エキマニをはじめマフラーの排気系とクリーナ+サクションパイプなどの吸気系と補機類のチューニングが一段落すると残されるのはエンジンの内部のチューニングです。
大幅なパワーアップを狙ってのカム交換です、取り付けは結構大変な作業です、今時のエンジンもの凄くネジが沢山付いているしフロントカバーも何層にもなっているので外すのも大変ですがシール剤を剥いだり塗ったりも結構大変です、バルブクリアランスは結構な台数を交換しているのでシムの種類が揃ってきたのでそれなりに速いかな?取り付けが完成さえしてしまえばタイミングやバルブリフトまでECUでセット出来るのでこれのいい所を出すのは分度器を付けて計測&調整よりは遥かに短時間でできる。
何れにしろフェアレディZ熱い人が乗っている熱い車です、まだまだ完成しませんが2014年D1のTeamBOSSの車両もこのZ34を製作中ですのでご期待下さい。