フィンの関西遠征〜ジェレミークラウスアプローチ編〜 | Mother Earth~やんちゃ長男&脳性まひ(PVL)次男の成長日記~

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やんちゃで元気いっぱいの長男&脳性まひ(PVL)の次男、イギリス人の夫との日々のことつぶやいています♡

前回、に続き…

今回は、JKAジェレミークラウスアプローチについて。

2月末に初めて東京で受け、今回は2回目。

フィンたんは、こちらの先生にお世話になってます。→ JKA

先生は京都でも活動されていて、
本当は、5日間くらい受けたかったけど、お留守番の長男もいるので、3日間に。なかなか先生とのスケジュール調整が難しく、今回は3日間で5レッスンでした。

JKAは、脳の可塑性を利用したメソッドで、

下記は先生のHPの抜粋です。

ジェレミークラウスアプローチ(JKA)は、スペシャルニーズのこどもたちの学び、成長、そして発達を助ける、フェルデンクライス博士の研究を基にしたユニークな取り組みです。

 

スペシャルニーズのこどもたちに潜在する能力を、身体、知性、情緒において発展させる手助けを主眼とします。

 

Progressive Developmental Abilities Formation(発達における進歩的な能力形成)の過程を通じて、こどもたちの学習、変化、多様な発達上の困難(チャレンジ)を乗り越える支援をします。

 

ジェレミークラウスアプローチ(JKA)の対象となる様々な発達上のチャレンジと障がい:

脳性麻痺、事故後遺症の痙縮、小児脳卒中、自閉症スペクトラム、遺伝性疾患、上腕神経叢損傷、脊椎側弯症、様々な診断未確定の発達遅延や困難、そしてこどもにみられる多様な発達障がいとチャレンジ



前回2月末に受けた後、1ヶ月〜1ヶ月半くらいの期間、身体的にすごく伸びた時期で、きっとJKA効果が大きいんじゃないかと推測してます。


今回も受けてみて、やっぱりね、私はこのメソッドめちゃめちゃ好きです。そして、先生が私のツボ。考え方とか、お人柄とか、大好きです。


レッスン中、フィンは、ひたすらおもちゃとかで私や先生と遊ぶ。遊びながら動く中で、先生が本人が気が付かないくらいさりげなく、本来あるべき動きに促すというのかな?うまく説明できませんが、絶対に無理に動かしたり、できない動きはやらせないのです。


そうしている中で、脳が新しい動きを学び、シナプスが広がってく?みたいな感じだろうか。素人の感覚で間違っていたらごめんなさい🙏



レッスン中に、すでに新しい動きが色々出てきて、度々感動してしまいました笑い泣き

(例:うつ伏せから測屈していき、いつか将来あぐら姿勢に移行するんじゃないかと感じさせるような動き、右手首の柔らかさ、足首のフレキシビリティアップ→それにより足の指先に血液がいつもより巡ってるのが見てとれた、膝立ちしたときにの姿勢の安定、寝転がりながらだけど、足で何かをキックしたり→多分、今までやったことない、肩甲骨周りの開き具合アップ、などなど)


ある程度、集中して何レッスンか受けてみて、しばらく様子を見るのが良いみたいで、


次回は、できたらもう少しまとめて受けに来たいなぁ。


今日できた動きが、すぐにフィンのものになるわけではないことも、多々あるので、ゆったり見守っていきたいな。


このメソッドで、素敵だなと思うのは、


いわゆる「できない」にフォーカスするのではなく、「今、できること」に目を向けること。


物事の見方は、多面的だってことを気付かされます。苦手と見えることも、見方を変えたら、それができると言う事で、そこからどんな風にバリエーションを増やしていくかを考えたら良い。


親の私たちの見方次第で、子供たちの成長度合いが変わってくる。できないことに目を向けられ続けるのと、得意なこと出来ることに目を向けてもらうのでは、全然違いますよね。


これ、障がい児でなくてもそうだなぁ。

あ、私もJJに気をつけなきゃ💦



この先生と話してると、

数日前にボバースのドクターに

「将来どれくらいのことができるようになると思いますか」

と聞いたことが、愚問に感じてくる爆笑


将来の方向性を考えるために、目処を立てることも必要かもしれないけれど、


今のフィンを、ありのままのフィンを愛して、今、必要なサポートをする、今を楽しむ。

それに限るとまた改めて感じた今日。


あまり、将来を心配しても、将来は誰にもわからないから。


脳性麻痺が治る時代になってるかもしれないし、


ハンデがあっても、世界一ハッピーかもしれないし、


AI発達していて、ハンデすら感じない時代かもしれないし、


と、とりとめもなくなってきた💦





今回教わって、かなり役にたった、フィンへのサポート。


フィンがうつ伏せから、割座になる時にサポートが必要な時、

鎖骨を軽く後ろに引く(ほとんど力をいれず
、手を当てて、本人が動いていくのを待つ)
座るときは、それを少し股関節方向に向ける。

これ、スゴイ!もう、神業!

レッスンの後、堀川の小川の川岸にフィンを座らせ、足を水に入れていたとき、最初はいつもの癖で、前に倒れちゃう上体を両手で包み込むように、必死に支えていたんだけど、思い出して、鎖骨の辺りに手を置いてサポートしたら、フィンも座りやすそうだし、私もめちゃめちゃ負担減!




先生が大人たちが良かれと思いするサポートが、その子の伸びる力を摘んでることがよくあると。

あー、やっぱり、子供たちは可能性のかたまりだわおねがい


そして、今日はお昼寝しそこねたフィン。普段なら全然大丈夫なんだけど、

JKAで脳みそフル回転したフィン。

お夕飯食べる前に、普段より激しく、長いギャン泣きで、1時間近く泣いた末に、お夕飯も食べず6時半には寝ました。

フィンたん、今日もおつかれさま。

明日は、JKA 1レッスン→大阪に移動してSTからの名古屋。

頑張るぞ〜。



あ!
フェルデンクライスや、JKAはこちらの本で知りました!リハビリ仲間から教えてもらい、本当に感謝!