夕焼けを見て「空が喜んでるね」とか
植物のご飯は、太陽の光とお水って話をしたら、「太陽さん、ありがとうだね」とか
魚屋さんで買ってきた大っきなアジを下処理してるとき、「お魚さん、死んじゃって可愛そう。お魚さん、ありがとう」とか
名古屋に来てから、4歳のJJと過ごす時間が増えて、彼の感性に触れる時間が増えて、心があったかくなる瞬間がよくある。
一緒に、スーパー行ったり、お料理したり、公園行ったり、日常が新鮮。
保育園で離れていた時間をまるで埋めていく感覚で。
私が、名古屋に引越して以来、今まで毎日のように街中で誰かに会ったり、誰かが我が家に来てくれるのが当たり前だった生活から、誰も知り合いがいない場所にきた寂しさで、心にぽっかり穴があいた感じがずっと続いてる。
大人になってから、10回くらい引越ししてるのに、こんなのははじめて。
気持ちの波が激しくて、悲しかったり、イライラしたり。
JJにイライラしながら怒ってしまうことが最近、度々あって、
そうすると必ず
「ママ、そんなに怒らなくていいよ」
って、冷静に言ってくれる。
そうだよね、本当にごめん…
4歳の彼には、私が本当に駄目なことを叱ってる時と、
私が、自分の感情を乗っけて怒ってる時の違いを知ってる。
本当にすごいと思う。
そういえば、引越した翌日、朝起きるなり、
「ママ、生徒さんたちに会えなくて寂しい?JJも、〇〇ちゃんに会えなくて寂しい」
って言われて、これまたその時の気持ちに図星でびっくりした。
頭であれこれ考えないで感じることで生きてる子供たちは、本当にすごい。
そして、私はといえば、そんなわけで、久々のちょー後ろ向きな自分に出会って、悲しくて、淋しくて、イライラしてる感情を、なんか止めることもなく、ただ感じてます。
そして、それをただ受け止めてくれて、気づきを与えてくれる、大切な人たちが、離れていてもいることが、本当に私の人生の宝。本当にありがたいことです。
きっと、感情をそのまま感じて、感じきると、その先に何かがある気がする。
焦らず行こう。