産後全ての処置が終わり、ついに初おっぱい
助産師さんの指導の元、横になりながら。
産前にマッサージをしていたとはいえ、殆ど出てなかったと思うけど、吸わせてあげることが大事みたいですね。赤ちゃんのためにも、ママのためにも。赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうと、子宮が収縮していくのが分かりました。生理痛のような感じで。
夜中でしたが、24時間以上殆ど何も食べていなかったので、夫に買ってきてもらいヨーグルトを食べました。さすがに、助産院で握ってもらったおにぎりは食べられませんでしたが
産後は、神経が高ぶり眠れなかったりするみたいですが、私はおっぱいを吸わせながら朝までうとうと
朝になると、尿意を感じて部屋を出て助産師さんの元へ。
「普通にトイレ行って大丈夫ですか?」と。
助産師さんは、あの大変な出産の後にスタスタ歩いて出てきた私にびっくりしたそう(笑)
助産院のこれまた良いこと。
産後は、夫も助産院に泊まっていけたことです。夫もヘトヘトだったから助かりました。
お産中、助産師さんが気遣い
「旦那さん、今お昼食べておいで」
などと声をかけてくれました。途中、分娩のお部屋で仮眠も取っていたし。もちろん、産む人が1番大変。でも、家族や助産師さんたちもそうとう疲れるはず。だから、ちゃんと休憩してくれて良かったです助産師さんも、病院みたいに時間が来たから交代ではないから、長時間の介助。本当に感謝です。
そして、前回のブログに登場したプロのカメラマンさん
何かと言うと…
彼女は、出産の写真を撮りたく色々あたってきたけど病院だと規制が多く断れるそう。この日、私と同時期に産気づいて入院してきたMさんはカメラマンさんの後輩だそうで、彼女を通してバース青葉を紹介してもらったそう。私も以前に、助産院で彼女が撮影したお産の写真集は見てました。これが素敵なんです。
で、本当はカメラマンさん、Mさんの撮影で来ていたんです。で、Mさんまだ出産まで時間がかかりそうと、旦那さんと2人の子供たちは一時帰宅、カメラマンさんは打ち合わせに一旦席を外したんです。そしたら思わぬ展開に私も近くにいたんですが、彼女が助産師たまごちゃんとお手洗いに立ったとき、たまごちゃんが
「破水しました!」
と言った直後にバタバタ!と何が起きたのか良くわからないでいると
「産まれた!」
という声が。そう、破水した瞬間に一気に赤ちゃんが下がり、頭が出てきたんですさすが、経産婦さん。
一気に皆がそちらにヘルプに入り、無事出産を終えました。なので、その日私もMさんもトイレで、しかも3800g近い赤ちゃんを産んだわけです。運命を感じます!しかも、私たち誕生日が先月で7日違い!
と、話は戻ります。
そんなこんな、カメラマンさんは写真を撮ることができなかったんです。
そしたら、助産師さんから
「Rさん、カメラマンのIさんに写真撮ってもらう?」と。
私は、数枚だろうと軽い気持ちで
「お願いします。」と。
ところがかなり本格的に、しかも産まれる夜中の1時まで残って下さったんです。
最後のトイレ出産の際は彼女も、一緒に掛け声をかけてくれていました
そして、いきなり当日お願いしてしまったからと、入院中に写真を仕上げアルバムにして、持ってきてくれたんです。
数日であれを作成するのは、かなりの労力だったはず。しかも、素晴らしい写真集です私は獣と化していたり、ハロウィンかっていう魔女みたいな顔してたり…なんていうのもありますが、こんな素晴らしい贈り物はありません
もう一冊は、バース青葉に置かれました。入院中、私の名前を誰かが言ってるのが聞こえると、たいがい妊婦仲間がアルバムを見てたということもしばしば。
また、助産師Uさんが大学の実習か授業で生徒さんに見せるためにアルバムを持っていったら、大学の先生が痛く感激し、ネットに載せたり、コピーはしないことを条件に何枚か写真を授業に使わせてほしいとのこと。
快諾しました
うちの母親にしたら、こんなプライベートなものを人に見せるなんて信じられない…と
でも、私からしたらどんなにひどい姿をしていたって、生命の誕生の神秘がおさめられたものだから、望む人には見て欲しいと思う。
そして、助産院で自然な、そして能動的な出産に挑む人が少しでも増えたら、幸せだと思うのだ
時間はかかり、決して楽なお産ではなかったけれど、あんな感動は今までの人生でないと思う
また、次もバース青葉で産みたい。
私は、この10月で38歳になった。
体作り(運動や食事)をやってきたお陰か、産前、産後、特に大きな問題もなくありがたいことだ
38歳だけど出産して思った事は、可能ならあと2人くらい子供がほしいということ。
ま、これからの子育てでそんな余裕はなくなるかもしれないけど、今のところはそう思うのである