師走も終わりに近づきました。

さて今日はクリスマスイブ、師走もあっという間に最後の週に突入です。早いもんですね。

今年一年を振り返ると会社的には劇的な成長にはいたりませんでしたが、自社の新築からお客様用の新築を含めると6棟程、企画やコンサルティングに携わらせていただきました。

中古の仲介としては前年比と比べるとマイナスでした。なかなか売主の売却金額の目線と買主の購入額の目線があわない事や四月以降からの金融機関の締め付けにより、

物件に対する銀行評価額と販売価格の差がありすぎ自己資金をそこまで使える方かおらず、まとまらない場合が多かったと思います。

あの手この手で販売成立をさせるのに、レントロ-ルを改ざんしたりなど手のこった事をする仲介業者も沢山おりますが、結果泣くのは無理して買った購入者です。

あまりオススメはできません。

弊社がモット-にしてるのは買う時は安く、売る時は高くです。

不動産売買成立の納めどころは売主さん、買主さん、それぞれあると思いますが、市場というものがあるのでその辺は周辺相場や成約事例を理解する必要があるわけです。

不動産価格の相場は金融情勢、つまり、銀行が積極的に不動産に融資をする時期かしない時期で価格に変化がでます。

今年閉まった部分が少しずつ不動産価格の下落につながっていくはずです。

特に不動産融資に積極だったs銀行も新規アパートロ-ンに対して渋り初めています。

ここ一、二年の無謀な融資と素人大家さんの購入で、不良債権化する案件が増えてきているようです。

100パ-セントの満額融資フルロ-ン、中には110パ-セント融資オ-バ-ロ-ンの融資を組んだ場合は当然入ってくる家賃に対して返済比率が増える為に、チョットの空室や修繕費や広告費で逆ザヤになり持ちこたえられなくなります。

尚且つ金利が高い為に元本が中々減らず、売ろうと思っても、お金を数千万単位で持ち出しをしなければ売却できない案件が多数でてきております。

銀行としては、不良債権化する前に色々と対処をしなくてはならないので、まずは融資額を減らす事を考えたのと審査基準を厳しくする方向に変えたようです。

来年度2018年度、個人的な私の予想ですが金融緩和の維持はあるかもしれませんが、不動産融資に関しては緩くはならないと思います。
よって不動産価格は緩い下落傾向に進むと思います。

価格高騰があるとすれば今話題の仮想通貨バブルで、莫大に儲けたお金を円に換金し不動産という現物資産を購入する人が増えさらに上がると見ている専門家の方もいるようです。

仮想通貨は税制もしっかり整っていないのでリスクはあります。

仮想通貨バブル崩壊の事も考え、暴落前に換金し、資産の分散先の一つとして不動産は有効的なようですね。

今年も残りわずか、来年度も良い年にしてきたいですね。

次回大家さん学びの会 札幌は2月10日土曜日です。

一部に久々私、川上貴史が不動産投資初級編    誰でもわかる不動産投資の!!講師を務めます。 

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