懲りずに続けちゃいます(笑)
生まれて初めての楽器、ベースを手に入れ毎日眺めてはニヤけ触ってはニヤけ浮き足立ったのも束の間、弾き方が全然わからない事に気付くには時間がかかりませんでした。
とりあえず唯一楽器を持つ友人N木にチューニングのやり方だけを教わり、テレビの歌番組では歌手のバックバンドのベーシストさんを意識して見るようにしました。
「なるほど、ベースは指で弾くんか…」
それから持っていたモッズやキャロルのレコードやカセットテープを聴きまくるのですが、どれがベースの音かがわからない…
当時はまだバンドスコアやTAB譜などが殆ど普及しておらず、ましてや音譜など読める訳もなく、まずは音を聞き取るのに必死でした。
そして何となく、本当にこれで合ってるのかどうかわからないけど何となくそれらしく弾けるようになった曲、私が初めてコピー出来た(と思い込んだ)曲、それは…
THE GOOD-BYE「気まぐれONE WAY BOY」でした!(笑)
その後も我流の「何となくコピー」は続き、モッズの曲なども何となく弾けるようになっていくのですが、何故か喜び度が薄い…
何故なのか?
少年の私が悩み、考えて出た答えは…
「ベースって地味やなぁ…」
でした。
(ベーシストの皆さん、くれぐれも気を悪くなさらないて下さい。
あくまでも少年の私が幼心に感じた 純粋な感想ですから(笑))
一緒にバンドをやろうと意気揚々に語ってた友人たちも以前のようなテンションはなく、
「あいつホンマにベース買いよったで…本気やったんか…」
的な感じで逆に冷めていった様子でした。
子供心になんだかアホらしく感じてしまった私はそれからと言うもの自然と目立つパート、ギターに興味が移ってしまうのです(何故かボーカルではなかった(笑))。
そして中学三年になった私はその頃友人の影響でハードなロックを聞き始めており、耳に入るのはギターの派手なリフプレイ、間奏の流れるようなリードギターソロ、もうギターがやりたくてやりたくて仕方なくなっていました。
そんな私にN木から電話がありました。
「俺なぁベースやりたくなってきてんけど、俺のギターとお前のベースと交換せぇへんか?」
「なに~~っ!!すぐ行くわ!!!!」
電話を切ったか切らないかのうちにベースをケースに突っ込み、普段なら自転車で15分ほどかかるはずの彼の家に着いたのは8分後ぐらいだったと思います。
「ホンマにええんか?あとでやっぱり…とか言わへんやろなぁ?」
「言わへん言わへん!もう俺ギターは飽きたからええわ。」
寝耳に水のような話に少々疑い深くなってましたが彼の言葉にも信憑性があり、交換は成立しました。
アパッチ15歳(になる少し前)
わずか半年ほどのベーシスト生活を終え、様々な出会いと別れを繰り返すことになるギタリスト人生へ突入です。