今年も漆芸帯留コースに参加してまいりました。
今年の会場は慶雲館でした。
明治時代に天皇陛下をお迎えするために突貫で作られた建物のようです(雑な説明やなオイ)。
上は、現代作品です。当所で毎年開催される盆梅展にちなんだもののようです。
こちらの別館2階で、今年は正座で下書きから硫酸紙への写し取り、ベンガラ漆での線描練習(当日の作業の大半はコレに費やされる)、硫酸紙の裏から原画をベンガラ漆でなぞり帯留に転写、転写線を頼りに線描きと塗りをやりました。お年頃のこともあり、膝のダメージが大きかったです。
先生曰く「最も時間に追われる講座」に相応しく、お昼ごはんも会場内でお弁当を食べました。
一方、我々が束の間の休息とともに歓談している間に、先生たちは筆を交換し、帯留めを塗りやすいように土台に止め、息つく隙もなく働いておられました。どうやら、毎年この日は休憩時間をとれないようです(大変だぁ…)
そんなわけで、制作に打ち込み過ぎてあまり“集い”っぽい交流もなく1日を過ごし
「つらい…」と弱音を吐きながらなんとか絵付を終えて金粉、銀粉の蒔きを先生に託し、しばし膝をヨボヨボ曲げ伸ばしたあと、やっと街へ。
(疲れ果てているので着付けがヨレヨレですな。ハハハ)
若干ジャージっぽさもある虹色の縞の錦紗の着物に、季節感を意識した蔦のハギレを半襟にあしらい、ゴフクヤサンドットコムのヘヴィメタねこどくろ帯のギターロゴ側を前帯に出して締め、本当は去年の蒔絵体験で作った帯留めをつけるつもりだったのですが、どこへ片付けたのか分からなくなって、帯と同色系の帯締めだけ締めています。
つい2週間前に使ってたのに

ものの管理が悪すぎる…
そして、しばし街ブラを楽しんだあと、えきまちテラスで蒔絵した帯留めを保湿封印したお惣菜パック様のプラスチックケースを受け取り

帰宅後の取り扱いについての注意書きを画像に収めて帰路につきました。
今年の蒔絵帯留は

パンダです。
昨年、野晒を塗っていて
「この、目の周りと鼻だけ塗り残す感じ、なにかに似てる…」
という感覚を手探りで引き寄せた先にいたのが、この子だった次第です。
去年けっこうしんどかったので、もうちょっと簡単にするはずだったのに、何故こうなった?
無理がたたってはみ出しがいっぱい、よりによって目の周りに白い点があるのはどうなのと思い、デッサン用の木炭に水をつけて擦り(どこかで漆塗りは炭で研ぐと聞きかじった)、ちょっと修正しました。

気持ちスッキリ。
松竹梅の一環でお正月にでも使おうかと思います。
てなわけで
「今年も頑張ったぞ!」
という記録でした。




