ここ数日、Google先生がやたらと『ハッピーホリデー』なるものを推してこられるので、なんのこっちゃと思っておりましたら
『いろんなバックグラウンド持ってる人がいるんだから「メリークリスマス」じゃなくて「ハッピーホリデー」って声掛け合おうよ』という、欧米発のムーブメントがあるらしいです。
実際、年末のこの時期は各宗教や民族やなんやかんやのお祭りや記念日が密集している祝日過密帯(←こんな言葉はない)らしいのですね。
そりゃ、(北半球中心の思考で申し訳ないが)冬至という昼の短さが底を打つ日があって、そこからは日が長くなるばかりとなりゃ、死と再生の節目的な意味でお祭りにもなりますわいな。
クリスマスも、たぶんイエス様のお誕生日は後付けで、元々は新年のお祝いだったのではないのかしら、と、個人的には思っています(未調査)。
もちろん、お家の中で親しい人とクリパをするときや、敬虔なクリスチャン同士が教会で出会ったとき、はたまた『自分は無宗教だけどクリスチャンだと分かっている人に今日ばったり出会った』なんてときに
「メリークリスマス!」とご陽気に挨拶してはいけない、などということではなく。
たとえば学校とか、職場とか、気分が高揚しているからつい通りすがりの人にとか、そういう場面では、挨拶する相手はいろんな宗教信条その他の人かもしれない(或いは、クリスマスイブに苦々しい思い出がありすぎて「メリクリ」なんて聞きたくもない人かもしれない)みたいな想像力を持っておこうよ、ということなのですが。
どうも、こういう話になると、自分の権利を侵害されたと感じる人が一定数いるようで、極端に言えば「クリスマス、ひいてはキリスト教差別や!」的な反発も米国保守層の一部にはあるようです。
で、二年前にはトランプ氏も政治利用する気満々の呟きをでっかい声で世界にばらまいていた、みたいなのを、今朝ニュースで見ました。
もう、なんだかな…
だれも
「『メリークリスマス』と一切口にしてはならん」
とか
「『戦場のメリークリスマス』リメイクするけど『クリスマス』不適切だからタイトルは『戦場のハッピーホリデー』ね」
なんて言ってる訳ではないのに。
いや、むしろアレは日本兵がミスターローレンスにカタカナで「メリークリスマス ミスターローレンス」と言うから味があるのよ。
って、話が横道にそれてるし…
戦メリはともかく、クリスマスの是非を問うわけでもなく、ただ『同じ日に違うお祭りをする人もいるんだね、世界は広いね』ってだけの話にあまり過剰に反応する人を見ると
『記念日をやたらに大切にする人はモラハラフラグが立っていると思え』という、夜逃げ屋の社長さんのやや極端な言説にリアリティを感じてしまいます。
(実際、モラハラ人類にとって、記念日は自分が相手を支配している事実を確認するツールとして機能するので、記念日にはものすごく固執するらしいです)
あ、念のため書いておきますが、記念日を大事にすることは全く間違ったことではありませんよ。
記念日は大切に。そして、同じぐらいに大切な人と暮らす普通の日々を大切に。さらに、他人には他人の大切な記念日があるので、それはそれで尊重しましょうよ。
そんだけ。
じゃあ、みなさま良きホリデーを。
まあ、自慢のSUVとか、懐かしいわね。