掌中の『大河の一滴』。 | おまじないコブラはじめました。

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河内美雪さんの『借金王キャッシュ』好きが昂じてこのようなタイトルをつけましたが、中身は数学オタク中年乙女のボヤキです。悪しからず御了承くださいませm(_ _)m

科学的考証とかできてないため、ウンチクは話半分で読んでください。

買った時にも記事を書いた記憶があるのですが(記憶曖昧…)、こんなものを持ってまして。


正尚堂さんが「アールデココレクターと女学生マニア垂涎の逸品」と激押しだった帯留め。元の持ち主が使っていたと思われる紐付きです。


裏の刻印から昭和9年の名古屋市民水競技泳大会ものと確認できます。

手に入れた当初は、副賞(または参加記念品)が帯留めというのが、着物が普通に着られてた時代っぽくて面白いなぁ、ぐらいの気持ちだったのですが、今年の大河ドラマ『いだてん』を見ていると、また違った感想が湧いてきまして。

ドラマ上では数週間(もう1ヶ月ぐらいになるのかな)前には「女性が脚を出して走るなんて!」とか言って揉めてたのに、この頃には女性が水着で競技会に参加するようになっていることに時代の変化を見たり、その時代の変化がのほほんと寝て待っていたらやって来たものではなく、有名無名の人達の積み重ねであることに少しばかり胸を熱くしたり、(『いだてん』ではこれから放送されると思われる内容ですが)前畑秀子さんが銀メダルを獲得したロサンゼルスオリンピックの二年後のものなので、この帯留めにデザインされている中央のスイマーはもしや…などとニヤリとしたり。

掌に載るほどの小さな大河の一滴が、自分がその末流にいることを実感させてくれます。

五輪プロパガンダだなんだ言われてますが、スポーツが感動の消費の対象とされる危うさや政治利用される不穏さなんかもちゃんと描かれてますし、なにより登場人物が生き生きして愚かで素晴らしいので、あまり先入観持たずに見たら面白いのにな、なんて思っております。


なんだ、結局『いだてん』見ろって話かよ。ハイそうです、ただしよろしければ程度ですけどね。