近所では『海月亭さん家の桜』と呼ばれる桜の木がある。駅の敷地に生えているので、正確にはJRの桜だが。
どこかから運ばれた種から芽生えてはや数十年。ちょっとした幼馴染みである。
開花時期や外観の特徴からすると、たぶんソメイヨシノの子孫だが、厳密に言えばソメイヨシノではない。この辺のウンチクは過去記事雑感・櫻の森の満開の下に書いているので、よろしければ覗いていただきたい。
さておき、このソメイヨシノモドキの下には、ワタクシの生活が埋まっている。別に、点数の悪かったテストや食べられなかった給食の残りを埋めたりしたわけではないが、この木を見上げると、過去の様々を思い出す。
うれしいとき辛く悲しいとき苦しいとき、晴れの日雨の日雪の日風の日、いつでもこの桜を見上げてから家を出る。
ソメイヨシノ(モドキだけど)は寿命が短く、半世紀ほどだと言われているので、あと何年見られるかと思いながら、今年も花を見上げる。
どうか少しでも長らえて欲しいと、日々思う。
