「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」
というのは、要するに「言いたい奴には言わせとけ」ということらしい。
余談だが「要するに」を多用する人の話は、
往々にしてだらだらまとまりなく要領を得ない。気がする。
本当に余談だったので、早々に話を戻す。
雑音に惑わされずに己のなすべきことに集中すべし、という考えには、まあ、異論はない。
が、冒頭の発言をもうちょっと要さずに言うと
「そこいらの小者には俺っちみたいな大物の考えなど理解できないものよ」ということだ。文字通りならね。
鴻や鵠程度の鳥が、あたかも己が最大級のような語り口もなんだかなんだが(アア、また読みにくい表示を…)、そして、大きいことが一概に優れたことかというのも甚だ疑問だが、実際に「鴻鵠の志」とやらを持っていた御仁が何をしたかというと
①雇われ農夫から兵士に転身
②自然災害かなにかで決められた日時に戦場に行けず
③どうせ軍の規約で死は免れぬなら、と反乱を起こし成功
④その後も戦に連勝をおさめ、一国の王となる
⑤も、猜疑心に囚われ続けたあげくに暗殺される
え?ほんとに大きな志あったの?
野心はあったように見えるけど、なんか場当たり的。
という印象は否めない。
なんだかなあ。
どうしたら鴻鵠の志に理解を示せるのか、と悩むワタクシは、どちらかと言えば燕雀の類いなのだろうね。
まあ、せいぜいピーチクパーチクさえずっておくか。
みたいな、相手に対して「閉店ガラガラ」的な態度はいかんな。反省。