朝の習慣―またはとくべつなキツネの群れ。 | おまじないコブラはじめました。

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河内美雪さんの『借金王キャッシュ』好きが昂じてこのようなタイトルをつけましたが、中身は数学オタク中年乙女のボヤキです。悪しからず御了承くださいませm(_ _)m

科学的考証とかできてないため、ウンチクは話半分で読んでください。

通勤で毎朝車を40分ぐらい運転している。

それ自体は目的地(会社)に向かって時間とエネルギーを消費して移動するというたいへん味気ない行為だが、毎日繰り返していると、好むと好まざるとに関わらず、ほんのりとした他生の縁で結ばれた存在と時間空間を共有しているのだと感じるときもある。

いつもほぼ同じ時間に同じ場所ですれ違う車。

いつも同じ場所から強引に割り込んでくるヤンキー車。

雨の日も雪の日も蛍光グリーンのウィンドブレーカーを着ておそらく散歩をしているじいさんは、すれ違う場所で会社に遅刻しそうかどうかが分かる、自分にとってのちょっとした目印だが、雪の日は進行方向の轍の中をチマチマ歩いて向かってくるので、いろんな意味で危険極まりない。

追い越すときの緊張感が尋常ではないので、天気の悪い日ぐらい家でじっとしとけよ、と思うのだが、姿を見ないと見ないで、やれ風邪でもひいたのか、入院でもしたのかと心配になる。

妙なもんだ。

その先にも、通学児童のために信号機の前で旗を持って立ってるじいさんばあさんだとか、小柄な黄色い合羽の集団だとか、コンビニの駐車場でうらぶれた顔で煙草を吸ってるいつもの兄ちゃんだとか、名前も知らない、おそらくは関わりを持つこともない、でも全く個体認識してないわけでもない人間が“いつもの風景”として存在している。

それを、ときどきは、星の王子様風に言えば“とくべつなキツネ”の群れのように感じながら見ている。

そんな存在に

「どいつもこいつも、せいぜい元気で過ごせよ」

と、上から目線で心の声で語りかける。




それが、ワタクシの毎朝の習慣です。