中秋の名月を明日に控え、今年も月にまつわる記事を書きたいと思います。

月はどこからやってきたのか、どうやってできたのかについては、古くは
①地球の一部が飛び出した(親子説)
②地球ができたのと同じ頃、地球近辺にモヤモヤと漂っていたチリやガスの一部が集まってできた(兄弟説)
③別の場所でできた小天体がたまたま近くを通ったときに、地球の重力にキャッチされた(他人説)
という説があったのですが、どれも決め手に欠けていました。
「一部が飛び出すほどの自転速度って…」とか
「アポロが持って帰ってきた石の組成からすると、それはありえへん(アポロ11号の功績自体が疑わしいとも言われてますが…)」とか
「あんなでっかい天体が落下も素通りもしない絶妙の距離感とスピードで接近するなんて、そもそも設定に無理があるんちゃう?」とか、
その他ワタクシの力では理解できない物理学的な矛盾を十分に説明できなかったのです。
そんなわけで、現在もっとも有力視されている
④ジャイアント・インパクト説
に至ります。
これは、地球に火星ぐらいの小天体が衝突して、その衝撃で飛び散った地球と小天体の欠片が集まって月が形成されたという説です。
って、火星みたいにでっかい天体が衝突したら、地球がパカッと二つ割りとか粉々になるんじゃ…
と思って調べてみたら、火星の質量は地球の1/10ぐらいでした。思ったより小ぶりだな。
この説にも、現在の地球に衝突の痕跡が残ってないなど、未解決部分は残りますが、他の3説よりはしっくりくるということで支持されています。
この説が正しければ、地球の“片割れ”とも言える月ですが、少しずつ地球との距離が離れていて、いずれは衛星軌道から外れ、地球から遠ざかってしまうと予想されているそうです(ずいぶん先の話ですが)。
空に月がなければ、月見で一杯もできず、メルヘンおやじの口元からポエムが垂れ流されることもなくなり、大変味気ない世界になりそうです。
どうか、一日でも長く地球と地球人の傍に寄り添っていてほしい、そんな風に思う次第です。