ちょんまげオペレッタを愛す。 | おまじないコブラはじめました。

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河内美雪さんの『借金王キャッシュ』好きが昂じてこのようなタイトルをつけましたが、中身は数学オタク中年乙女のボヤキです。悪しからず御了承くださいませm(_ _)m

科学的考証とかできてないため、ウンチクは話半分で読んでください。

『中島貞夫の邦画指定席』を毎週楽しみにしています。

KBS京都で毎週水曜日夜の番組で、~1970年ぐらいの日本映画を放送されています。

昔の映画は、なんというのか、シンプルです。

妙な言い訳臭さがないというか、そういうところが、視聴者たる自分の理屈っぽい性格ではとても体現できない楽しさを持っていて、憧れを誘われます。

(たまには、ちょっと辟易するようなのもありますが…)

さておき、そんな昔の映画の中でも、ちょんまげオペレッタ的な映画がオイラには一粒で二度オイシイ存在です。



コレは、ちょっと前に放送されたもので、市川雷蔵と勝新太郎扮する狸が、全国の狸の総会的なものに参加するために弥次喜多に化けて旅をしていると、勢力争いをしている別の地域の狸の一味に罠を仕掛けられたりするというドタバタ道中ものです。

が、主人公の一人が(勝新かな)黄色い全身タイツを着た女性と、リノリウム張りの床がテラテラ光る前衛演劇の舞台のような所で歌い踊ったり、もう一人が妖術に目眩ましされ影絵の中をさ迷ったり、チープかつファンタスティックな映像が色鮮やかに展開されます。

そして、ちょんまげもののと言えば、女優さんたちの着物姿も大切なお楽しみです。

画像ではハッキリ見えませんが、パッケージでヒロインのたよりちゃん(若尾文子)が着ているのは、ベージュ地にセピア色で孔雀が描かれた小紋で、シックな色味ですがとても可愛いものです。

それにしても、昔の映画で見る女優さんの着姿はなんだか自然な感じでステキです。

今の、とくにTV番組で見るのは、なんだか補整でガチガチ過ぎて…



女優さんたちは心底美しく(若尾文子さんが真珠の涙を流すのですよ)、着物も堪能でき、歌えや踊れやで理屈抜きに楽しい。

そんな映画です。機会があれば是非見てください。