TPPは農業以外にも日本にとってデメリットが多いことであることは明らかなのであるが、報道ではまったくその点は触れられていない。
TPPは金融中心で産業が空洞化したアメリカの産業復活のための道具にすぎない。
まず言うことを聞く日本が最初のターゲットになっただけである。
これから市場開放により公共事業や医療分野、金融分野まで利益はアメリカのものになっていく。
一方で日本人は仕事を取られ、医療もアメリカのように貧しい人は治療をうけられず、日本人の金融資産はさらにアメリカに搾取される時代になるのだ。
戦後から日本人の富は搾取されていたが、さらに加速することになる。
これを阻止することができる最後の砦が次の参議院選挙である。
これで自民党が圧勝となれば、どうしようもない未来が待っている。
アベノミクスなんて笑い話になるくらいのつらい現実が待っている。
悲観的になりたくはないが、そう思わずにはいられないのだ。