いよいよクライマックス。放射線治療は中断する事もなく予定通り完了。BOAIが延期になった事で10/7が最終日だったものが10/6に前倒しになったぐらいか。
10/7、8は何もせずゆっくり。いまのうちに仕事を片付ける(苦笑)
会社には事前に伝えていた事もあり、リモート会議は必要最低限のみ参加し、非同期のコミュニケーション(メールやチャット)を中心にさせてもらったおかげで、入院期間も特に支障なく仕事が出来た。
いや、本来なら治療に専念すべきなのかもしれないが、病気に正対し過ぎると辛いものがあるし、仕事をやっていたのは自分的に良かった気がする。
あと加入していて良かったと思ったのはAmazonPrime。Primeビデオには入院期間かなりお世話になった。
TVが有料なので、入院期間ほぼTVを見る事が無かった(1,000円のプリペイドカードを購入すると、約16時間TVが見れる。またこのカードは洗濯機や乾燥機の代金としても使える)。
無線LANは自由に使える(利用時間は6時~22時の間なので、それ以外の時間帯も使いたい場合はポケットWifi等があった方がいいかも。テザリングとかでもOK)ので、Primeビデオは大活躍
閑話休題。BOAI前日の10/9から色々準備が始まる。
まず剃毛。看護師さんが「では剃毛しますね」とサラッと言われるので、自分でやっていいですかと即答。
本来女性のシャワー日(月水金が男性、火木土が女性というシャワー利用ルールがある)だが、BOAIの時は特例で使用が許可される。
借りたバリカンを使って自分で剃毛。こんなもんかな。BOAI後の止血時、アレの周辺を強力なテープで下腹部に固定するらしく、剥がす時に毛があると結構痛いということで、入念に剃る(全体ツルツルまではしなかったが・・)。
その後、腕に点滴針を付けられ、前日から点滴(ポタコール・ソルデム系輸液)が始まる。今回1日3本だから楽勝だな
そして尿道に管(バルーン)挿入。。
出来ればBOAI直前にやって欲しいがわがままは言えず。。でも以前の病院とは違って違和感が無く助かった。
これは腕の差なのか器具の違いなのか・・・
そして当日。治療開始時間は16時と言われる。
開始時間は前日ぐらいにならないと決まらないらしく、16時と聞いてホッとしたのは2つの理由。
1つ目は治療後、動脈の出血を止めるために翌日まで体勢を固定する(主に止血のため)必要があり、その時間を極力少なく出来ること(基本的には翌日朝に体勢解除となるらしい)。
2つ目は治療当日は絶食になるが、上記1に関連して治療後は体勢固定となるため、トイレも行けない。小はバルーン入れてるのでそもそもトイレに行く必要は無いが、大はそのまましてくれとのこと・・・。絶対に嫌なので前日からご飯を抜こうかとも思ったが、夕方なのでそれまでには前日分は出るだろうと考えたため。
15時ぐらいから手術着に着替えたり点滴打ったりが始まる。準備万端で待っていたら、まさかの開始遅延
結局、18時ぐらいまでベッドで身動きが取れない状態(点滴とウロバッグをベッドに固定されている為)。
思わずうたた寝。。これが後の失敗に
そしてようやくお声がかかり、手術室へ。
ベッドに乗ったまま移動。治療は本館3Fにて実施。場所はカテーテル室(低浸潤血管内治療センター)という所。
ここで初めて分かったんだが、BOAIの治療は泌尿器科の先生ではなく、低浸潤血管内治療センターの先生方が行う。
ここで初めて山本センター長とお話したが、何とBOAI法を編み出したご本人との事。
(この大阪医大式治療は山本先生が元々一人で行っていた治療法で、それを見た東先生が膀胱がん治療に使える可能性を見出し現在に至ったとのこと。てっきり東先生が独力で生み出したものかと思ってました)
この治療プログラム自体は泌尿器科が全体を管掌し、低浸潤血管内治療センターの皆さんはBOAIの施術のみを担当すると理解。
自分も血液検査の結果が芳しくなかったため、途中まで血液透析をやるか決まらなかったが、結局透析はしない方針で決まった。
(透析の有無が治療効果に影響するかという話ではなく、透析をすることで施術に一手間必要になるという事らしい。要するに施術時間が長くなるということ。だからか分からないが、最近はあまり透析はしないらしい)
BOAIは透析をしなくとも3時間半程度の時間を要する。
大まかに(体感も含めてだが)、①準備:30分~1時間、②ゲムシタビン:30分~1時間、③シスプラチン:1時間~1時間半、④クロージング:30分
これらの時間が前後しつつ、平均3時間半という感じらしい。実際自分も18時に始まり、21時半ぐらいに終わった。
ここから各フェーズをもう少し補足。
上記①は局部麻酔で行われる。正直感触は分かる。膀胱付近にカテーテル通ってるな、等の感触はあった。
正直眠らせて欲しいと思ったけど、施術中「息を止めてください」など言われるので、全身麻酔は出来ないなと理解。
造影剤を流される時に、息を40秒止めるのを3セットやるのはややしんどかった
上記②。これは純粋に高濃度ゲムシタビンが痛かった。
上半身にはバルーンを入れてるので高濃度の抗がん剤は回らないが、下半身には回る事があると事前に説明は受けており、自分はその対象だった。
自分の場合、右側の下半身が結構痛かった。じんじんと強い痛み。しかも痛みが血液に沿って移動する感じで一定しない。
息を止めて我慢する時間が続く。
痛みに耐えきれず先生に話した際、ゲムシタビンを投与するスピードを下げてもらったら幾分和らいだ(気がする)。
上記③は、ゲムシタビンほど痛いという事はなく、一番リラックス出来たかも。
途中で寝落ちしそうになった(心拍数アラートで目が覚める
)。
最後の④は、自分は見えないが、動脈からカテーテルを抜く時が大変な感じだった。
大の大人2人が両足付け根を全力で10分程度圧迫し続けていた(翌日気付いたけど、手術着にも結構血が付いていた)。
最後に強力なテーピングで両足付け根部分を圧着圧迫超固定。
そこに重りを乗せて、体勢固定がスタート(苦笑)。
病室に戻る際もベッドに乗せられた状態で戻り、BOAI施術は一先ず終了
ただし、、本当に大変だったのはここからだった・・・
失敗だなと思ったのは、16時から18時にかけて何もすることがなくなり寝てしまったこと。
これであまり眠気をなくしてしまった。
そして体勢固定されるので、次第に腹筋が痛くなり、腰が痛くなり、背中が痛くなっていく。
これはBOAIのせいではなく、寝返りが一切打てないから
それと施術が遅かったせいで、術後の点滴も結局終わったのは午前2時半ごろ。
少しウトウトした所で点滴交換アラームが鳴るため、ろくに寝れず。
結局、翌朝までそんな状態。みんなこんな感じなのかなぁ・・・結局これが一番辛かったかも
そしてどうにかこうにか翌日朝まで耐えしのぎ、無事体勢固定を解除してもらい、尿管バルーンも外してもらう。
ようやく自由に!!
施術翌日も点滴は続くが、もはや点滴程度どうという事はなく(笑)。あとはCTを撮り、翌日退院の準備へ。
初めての長期入院、どうなることかと思ったけど、振り返るとあっという間。
いい経験(色々な意味で本当に貴重な経験)をしたと前向きに捉えたい。
先生をはじめ、看護師さんや周りの世話をしてくれる看護助手さんや毎日清掃してくれた皆さんに感謝
という事で、一旦入院編は完結!
今後は体調変化や診察のタイミングなど、不定期にアップしていきたいと思います