永冬生活…事後 | 腹回り鏡餅に浮輪ネガポジ部屋

腹回り鏡餅に浮輪ネガポジ部屋

光と闇は表裏一体。
2017年末に 脳梗塞で倒れ 糖尿病も併発、軽い右側麻痺、言葉がたどたどしい。
LDH系、特に三代目JSB、特に登坂広臣(臣ちゃ)好き♡♡♡
斎藤工(工ちゃん)好き♡♡♡
《いいね》は生存確認、内容に関わらずしてます。
(記事に無関係、無神経な※ 無言削除)

警察を呼んで色々話しをしたのだが、どうも雲行きが怪しい。

交通課のそのお巡り(あえて呼び捨て)は、非常に高飛車で、ダーリンばかりを責めるようなことを言う。

警察の言い分は

一時停止をせず、左右の確認も全くせず、そこそこのスピードで飛び出したんだろ

と。

あまりの言い方に、ダーリンは興奮しすぎ、今にも殴りかからんばかり。

それを私は、それ以上お巡りに近付かぬように、片手でズボンの背中側のところをベルトごとガシッと掴み、もう一方の手で背中をさすりながら、 必死でなだめた。

正直、私も一緒になって、いや、それ以上に言ってやりたかった。
それくらい理不尽な物の言い方だった。
(マジでむかついた#)

なにより私自身、ダーリンがちゃんと左右確認し、歩くより遅いくらいの速さでそろそろと動き出したのを見ていた。
彼が、ちゃんと確認義務を果たしていたのは間違いなかった。

恐らく

やや車体を落とし気味のベンツ
(これは、前の持ち主がやってあった)

フルスモ

いかにも悪そうな顔つき(笑)の運転手

それだけで、コチラに非があるように、偏見の目で見ていたのだろう。
気持ちは解らなくはないが…。
(コラコラ;)

おまけに。

相手のオバチャンも、眼鏡をかけていたと言い出した。
誰かに事故のことを連絡し、その時に入れ知恵されでもしたんだろうが。

それで、益々、警官の心象は悪くなった。

いくらドンヨリ曇っていた、とはいえ、前方に車が出てくれば気付かぬ訳がない、と。
避けることも出来ないくらい、ダーリンが急に飛び出したに違いない、と。

交通課のお巡りの態度は、最後までコチラを悪者扱いだった。

このままじゃ分が悪い…そう思っていた。

ところが。
何度目かの事情聴取の時、急に旗色は良くなった。

そのオバチャン。

【自分が事故を起こした】
という事実すら否定し始めたらしい。
誰が悪い云々でなく、事故そのものがなかったことにしようと。

いくら警官が、事故当時の状況を聞こうとしても、【事故なんか起きてない】と言って、話しを聞かないのだ。
これじゃ事情聴取どころか、話しすら出来ない。

今度は警官が

「お宅も大変な人に当たったねぇ。」

的発言をし、私達に、そのオバチャンの愚痴っぽい話しまでしていた。
(調子がいいな)

そんな事情だったんで、ダーリンは晴れて無罪放免。
(別に逮捕されてはないが;)
その警官の話しでは、罰金も罰則もないだろうということだった。

一時はどうなるかと思ったが、とりあえずホッとした。

しかし。

簡単に全てが解決、という訳にもいかなかった。

まず、車だ。

助手席側に派手に突っ込まれたベンツは、かなりのダメージを受けていた。
本来なら廃車にしてもおかしくないくらいに大破した車を、でもダーリンはそうしなかった。

まだ購入したばかりだったってこと
(1ヶ月弱)

古いのでなかなか見つからない型だったってこと

彼はこの車に愛着があった。
どうしてもその型が欲しくて、それなりの長い期間、探して、探して、やっと出会えたベンツだった。

で、少し無理を言って、修理してもらった。

この修理屋さん。

おやっさんは、電話でエンジン音を聞いただけで、その車の調子や、悪い箇所を言い当てるってくらい凄い人。
一緒に働いてる息子さんと、可能な限りの修理をしてくれた。

修理費用は保険でまかなえたので、心配なかったが、車の状態は良いとはいえず、かなり頑張ってくれたようだ。

最初車を見た時

「これ…日本車だったら、運転席の人もやばかったよ。たとえ左ハンドルだったにしても。普通の日本車なら死んでたね。」

と、サラッと言った。

正直、ゾッとした。

ダーリンが無事で良かった。

本当に、私が乗ってなくて良かった。

…と、思ったのだが。

そのダーリン。

検査をしてもらうと、ムチウチどころの騒ぎではなかった。

首の椎間板ヘルニア

そう診断が下ったのだ。

どうも、【申請をすれば、障害者手帳が貰えるよ】てな状態だったらしい。
それくらい、酷い状態だった。

が、彼は、またしてもそうしなかった。

普通に自分で、ガッツリ働きたかったらしい。
かなり辛そうではあったが。

やはり、事故の衝撃は相当なものだったようだ。

病院へ通うのも、ひと苦労だった。

昼過ぎから、明け方まで仕事をしているダーリンにとって、休みの度に病院へ通うのは、ある意味至難の業だった。
貴重な休みの日に、ある程度早起きをせねばならない。

大変だったが、定期的に通わないと保険は下りない。
なので最初の頃は、必死で起きて、平日も何度か通った。

保険の関係(もうそろそろ決着つけましょか…的なもの)と、忙しいのを理由に病院へ通うのを止めてからも、数年間は首の痛みに苦しむことになった。
特に雨の前後は。

そして。

その保険。
これが、全く決着がつかなかった。
何故なら、コチラ側と相手側の保険会社が同じだった為だ。

あわよくば、うやむやにしてしまおうというのが、見え見えだった。
その、あまりの対応の悪さに、すぐ保険会社を変えたほどだった。

因みに。

その保険会社は、ほどなく潰れた。