花独生活…新会 | 腹回り鏡餅に浮輪ネガポジ部屋

腹回り鏡餅に浮輪ネガポジ部屋

光と闇は表裏一体。
2017年末に 脳梗塞で倒れ 糖尿病も併発、軽い右側麻痺、言葉がたどたどしい。
LDH系、特に三代目JSB、特に登坂広臣(臣ちゃ)好き♡♡♡
斎藤工(工ちゃん)好き♡♡♡
《いいね》は生存確認、内容に関わらずしてます。
(記事に無関係、無神経な※ 無言削除)

北さんは、A店の近くで、家族で焼肉店を経営。

手先が器用で、バルーンアートや手品を披露してくれた。
手品は、タネが解ったのもあったけど、気付かぬ振り。
わざとらしくない程度に、やや大袈裟に驚いてあげたら、ご機嫌だった。

この北さんとも、後々少し絡むことになろうとは、この時はミジンも思っていなかった。

楽しい一日を終え、さて、寝ようかと思ったら、リブ男から電話。
【電話したか?】と。

【する訳がねぇーだろっ!!】とは言えなかったが…。
何故、この私が、アナタに電話する必要があるのか。

そういえば、この日の朝も

『今日からA店だな…頑張れよ。』

と電話あり。
リブ男的には、まだ、私を管理下に置いているつもりなのか。

そしてこの日、初めてガンビと出会う。

A店の常連さんだったようで、どういう訳か、私のことを気に入ってくれたらしい。
彼女にしたい女の子が居るという話をしつつ

『マジで付き合いたい。』

と言う。

『じゃー、10回通ったらね♪』

と軽くあしらうと

『10回のうち、3~4回女の子連れてくるかもしれな いけどー。』

と。

ちょっとお金持ちのボンボンらしいが、なんだかクセがありそうな子だと感じた。
その勘は、後に証明されることとなるのだが。

そういえばこの日。

同じA店で働くゲンチャン。

出勤すると、ビッコは引いてるは、顔には擦り傷はあるは、なんだか痛々しい。
足は、くじいていた。

どうしたのか、と思ったら…。
彼は原付で通勤しているのだが、事故って転倒したらしかった。

『俺ね、原付き走らせてたのよ。でね、タバコが吸いたくなったわけだよ。でね、タバコをくわえてだね、こう…タバコに火をつけようとしたらだね、両手が離れたわけだよ。そしたらね、がしゃん、どんがらがらがらがんってだね…。もうね、最初、何が起きたのか、ワケわからなくてね…。』

いやいやいやいや…。
両手離した時点で、アウトですから。

そんな、お馬鹿なゲンチャン。
ナカナカの男前。
何人か付き合ってる女性が居るらしいが、30代の人も居ると。
(私も当時は30代)

暇な時間帯

『チビちゃん…今日、綺麗だね…。』

私の手を取り、そっと撫でながら、潤んだ瞳でジッと見つめる…なんてことをやってみせる。

お天気屋のオトボケ店長が発狂している横で、私の目を見つめながら

『もぉーおぉー嫌だよぉー♪僕は疲れてー♪オトボケに疲れてー♪』

と、郷ひろみさんの替え歌を披露。
(うまいっ!!座布団100枚っ!!)
本当にお茶目な、私をたっぷり癒やしてくれる子だった。

ある朝、電話がかかってきた。
例によってリブ男だ。

『あさって、お風呂に入らせて欲しい。』

すぐ返事をしないでいたら

『考えておいてくれっ!!』

と切ってしまった。
私の家は、お風呂屋でもなんでもないのですが。
というか、何故にあさってなのか。

放っておいたら、今度は午後に再び電話。

『チビロン!!SEXしたいっ!!』

『しないのっ!!』

もう、呆れてモノが言えない。

『お姉さんとすればいいでしょっ!!』

『イーヤッ!!』

本当はしている癖に、白々しい。
その手は桑名の焼き蛤だ。
第一、私、間に合ってますから。

ところが翌日。
仕事が終わると、またリブ男から電話。

どうやら、風邪を引いて寝込んでいるらしい。
仕方ないので、薬を買って部屋へ。
でも、AM4時半頃、黙って帰宅。
私もノドがやばそうだったので。
一回は【帰らないでくれ】と言うので、居たが。

朝、お姉さんに電話。
実は、夜中に行った時

『どっちだ!?…チビロンか!?』

と言われたのだ。
だから、てっきりお姉さんにも夜中に電話したと思ったのだ。

すると、夜は電話なかったが、今朝あり、行くつもりだったと。
(まぁ、この辺のコトの真相は、後々になって解るのだが)

そして今度は、昼頃、またリブ男から電話。

『どうしてアイツ(お姉さん)に電話したっ!?』

『だって、私もやばそうで行けないから…。心配だったから…。』

『お前の気持ちはよくわかったっ!!心配だったんだなっ!!ありがと!!』

電話のリブ男は、非常にお怒りだった。

私が自分で行かず、お姉さんに行ってもらおうとしたのが、彼女に押し付けた感じに思えて気に入らなかったんだろう…と思った。

が、ヨクヨク考えてみれば、まだ付き合っているお姉さんには連絡せず、私に連絡したことが、彼女にバレたのをお怒りだったのかもしれない。
あるいは、そのことをお姉さんに責められたか。

この日。
チョイとした事件有り。

A店で一緒に働いてる、せましくんが、仕事中に行方不明になったのだ。
それも、PM9時半にゴミを捨てに出たきり。

とうとう終わっても戻らず。
荷物も携帯も置きっぱなしだったので、もう1日様子を見ることに。

翌日、無事出勤。

【財布を落として探していた】なんて言っていたが、明らかに言い訳。
ふと、馬鹿らしくなって、バックレたか。
(彼は後にも同様の事件を引き起こした)

その定休日の前日の営業後、C店に全員集合。

お父さんは、コミュニケーションも兼ねて、チョクチョク全員集合をかけていた。

C店には、リブ男がいた。
が、間では喋らず。
少しだけ肩を揉んでやった。
何故だか、やや可哀想な気がした。

帰り

『気ぃつけて帰れや。…一緒に帰るか?』

の言葉を、お父さんとオババが

『さぁ、帰るよぉー♪』

と、遮ってくれ、その日は無事帰宅。

ところが。

その日の早朝、私の携帯が鳴った。