オプション費用におののいた続きです。
高額オプションの同意書にオットーは怒りました。
かねカネ金って意地汚い恥知らずな医者やな!
でもさあ、やれる事はムスメにしてあげたいやん?
ギムナジウム(中高等部)
ギムナジウムて!30年以上前の役に立たへん昔話してどうすんねんな…。そらお金出すのはオットーやけどな、通院とか歯磨きとか他は全部うちの仕事やいうんは忘れんといて
何言うてんねん。1か月の給料分やぞ!ムスメが痛がるアホらしいもんに金払うつもりないわ。まあ、穴茄子がどうしてもやりたいんなら?今後5年は家族旅行はなしな!浮いた旅費で矯正したらええ
アホはお前や!お前はなあ、ただ単にちっちゃい切り傷も大そうにしてよう我慢できひんチキンシットなだけやんけ。ほななんや、悪いとこあんのに痛いの可哀想いうて放っとくんか?うちらが年金生活になって体動かすの大変になったとき問題なったらどうすんねん?うちはなあ…なにも贅沢な治療したいから言うてるんやない。月収があって元気なうちにムスメにはできる限りの検査なり治療なりを済ませてあげたいんや!うちらの年になったら罹るかもしれん病気のリスクを少しでも減らしてあげたいから言うてるんや!親以上のことをやってくれる人間はこの世におらんし、痛がり根性なしのお前みたいにムスメの何年何十年先の事を考えずに勝手に痛い思い込んで否定はせえへん。そんなん言うんやったらお前が矯正治療をキャンセルして、ムスメにあんたの歯に金かかるからこれからは旅行は行かへんて言うてみ!
というわけで、
今更ながら治療と費用への考え方の違いで夫婦喧嘩しました(笑)
とくに知的障害児のムスメには矯正器具の生活に慣れるまでは本当に大変だと思います。母子でストレスMAXの格闘もあるでしょう。それでも将来、口腔トラブルが少なくなるように今のうちに治しておいてあげたい。治療期間は4年、18歳という自立するちょうどいい年齢に完了する予定です。
話し合いは平行線で終わりましたが、矯正治療と費用について私なりにちょっとだけ調べました。
ドイツの歯科矯正事情(ドイツ語版記事)
矯正する子供はデンマーク29%、スウェーデン30%、ノルウェー35%に対し、ドイツは66%と格段に多い。平均3年半の長期治療とその間にかかる追加費用は医学的理由ではなく、医師の金儲け主義が原因だという批判もあります。隣国オーストリアの場合、矯正は約4400€の定額制、治療期間も平均2年半と短い。
2021年のメタアナリシスで治療期間と負担が減ると謳う高額ブラケット3種は(通常のものと)大差はないという結果が出ています。また、消費者センターによると、多くの保護者が医師から十分な情報を得ていないと感じ、追加費用の治療をしなければいけないという圧力にさらされているそうです。健康保険適用内の治療で十分だとか。ドイツ矯正歯科医師会も自費の治療をしない選択は自由と言ってます。
高額なブラケット製造メーカーの「広告塔」である矯正歯科医は、他の医師達へのブラケット講演料としてメーカーから5000〜7000ユーロを受け取っていたり、必要のない治療と費用を請求したりと、利益追求が行われ「利益相反」(一方が得することで、もう一方が損をこうむること)が起きている矯正ビジネスが問題となっています。
子供の矯正は保険適用内ですが、20%の"手付け金"の支払いだけでも困難な家庭はある。するだけでも贅沢な医療だと感じます。私だってホイホイお金を払うつもりはありません。オットーの言い方はマジギレして大声で怒鳴ったけど言い分は分かる。分かるがそれでも私はムスメのためにやれる事は惜しみなくしてあげたい。
そして、
お互い頭を冷やしてから再び夫婦会議を開くことにしました。
鋭意執筆中の次回に続く
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