2024年6月9(日)は5年に一度の「欧州議会議員選挙」です。州によっては地方選挙も同時に行われます。
前回も投票
【投票はあなたの"声"(英語字幕)】
私とオットーにも投票案内状が届きました。
その名の通り、欧州議会に送る代表者を選ぶ選挙です。全720議席のうち、ドイツは最多の96議席を保有。地方選挙は18歳以上ですが、今年から欧州議会議員選挙ではドイツは16歳から投票可能になりました。次回2029年の選挙では、ムスメは18歳なので一緒に投票できるかも?(障害者の代理投票は可)
EU選挙って?(日本語版)
EU選挙って?(英語版)
我が片田舎の町でも候補の政党がテントを立てて選挙活動をしています。日本のように騒がしい演説はなく静か。相変わらず見た目で判断されてどの政党にもスルーされがちですが、声をかけられたらボールペンやグミがもらえることも。
2024年度選挙ポスターの例
㊤難民排斥「AFD(ドイツのための選択肢)」
㊦反ナチ「Bündnis 90/Die Grünen (同盟90/緑の党)」
欧州議会議員選挙の投票は有権者1人につき一票。
投票の説明(ドイツ版)
支持する政党・政治団体に1つだけチェックします。郵便投票と在外投票も可。
投票用紙の見本
投票方法は簡単ですが、候補の政党・政治団体数がなんと35もあります。たった1つ選ぶとなると、よっぽど肩入れしている候補がない限り難しい。
政党・政治団体のプログラム(ドイツ版)
そこでどの政党・政治団体が自分に向いているのか?とお悩みの方に…、
政党診断テスト(ドイツ語版)
質問に答え、その結果から自分に合った政党・政治団体を見つけるというもの。私の結果は関心がある政党とは少し違っていましたが、投票先を絞り込むには良いと思います。新旧問わず自分に近い政党・政治団体を複数選び、短絡的な難民・移民問題や話題性がある環境問題だけでではなく経済、教育、福祉、デジタル化、欧州議会での役割り等政策全体を1つずつチェックして消去法で2つにまで絞りました。投票日まで選択した2候補どちらにするかじっくり考えたいと思います。
そして地方選挙は…、
候補者の中にムスメ関係の知り合いの方がいます。日頃お世話になっているので…とは思うのですが、所属されている政党の政策が合わない…。しかも投票の仕方が分かりづらいから余計に悩みます。
投票方法(ドイツ語版)
投票の方法は2つ。細かい部分を省いてザックリ言うと、
- 政党に入れる
- 用紙に記載された票数を候補者達に振り分ける
投票用紙の例
2017年6月に帰化して7年経ちました。何も変化はないので割愛。帰化10周年になればまた何か書くかも(笑)
しかしながら…、
帰化の条件はまた緩和されます。
変更点(ドイツ語版)
去年に申請の条件が緩和されましたが、さらにEU加盟国とスイスの国民に限り、帰化後も二重国籍が認められるようになります。また、外国籍の両親を持つドイツ生まれの外国籍の子供の帰化も、以前は父母どちらかが合法的に8年以上ドイツ滞在で可能だったのが、滞在5年以上に短縮。もちろん他に条件があるので全てをクリアしないといけませんが、私が申請した時もあっけなかったのに、さらに緩くなったと思います。
それでは