オットーの解雇と再就職⑫の続きです。
4月中旬の解雇通知から最後の出社まで怒涛の約2か月間でした。「解雇通知期間」のような保障のおかげで再就職と訴訟が解雇日より先に片付き、また、履歴書に空白の期間なく再就職が決定したのはとても幸運だと思っています。"コネクション"があるかないかで随分と求職の時間と労力が違うのだなと考えさせられました。
しかしながら、
再就職できたとはいえ、最低3ヶ月間は「Probezeit/プローべツァイト(試用期間)」なので完全には安心できません。その期間は労働法はあってないようなものなので、いきなり理不尽な理由で解雇されてもおかしくはない。オットーは私より2つ下なのですがアラフォー。だから今回が今の生活水準を保てる就職先を見つけられるラストチャンスです。次、解雇されたら年齢的にかなり厳しい。
就職先があったとしても、例えば、オットーに送られてきたジョブセンター(職業安定所)からのオファーなんて電話アンケート会社のソフトウェア開発とか。怪しすぎる。そうなったら、もう家族3人分の市民給付金で慎ましく生活していこうと話し合いました。
あとは、
失業手当関係で労働監督局への再就職の報告と確定申告。確定申告は失業するかもしれなかったから保留していましたが、再就職したことで申告が必要になります。私もオットーも突然の一大事に予定していた事がほとんど手につけられないでいましたが、来週あたりからやっと気を取り直して出来そうです。オットーはこれを機にMさんと仲良くなったみたいで、家も市内なので週末なんかに一緒に出かけてます。
というわけで…、
解雇と再就職の問題はひとまず解決できました。オットーだけではこんな早くに解決するのは不可能で、採用に協力して頂いた方々がいなければ失業して今でも求職していたと思います。退職金も弁護士さんのお力で0€のところを予想を遥かに超えた額を得ることがてきました。
「失業やないんかい、おもんな(・д・)チッ」と思われた方々が絶対いるわと思いつつ、ここまで読んで下さった全ての方にも感謝です。これからはまたいつも通り、読まなくてもいいようなブログに戻るのでフォロー外しちゃって下さい(笑)。
それでは