オットーの解雇と再就職⑪の続きです。
先週火曜日からオットーは休職ですが、木曜日に会社のラップトップ等の返却、私物の整理、そして同僚へ挨拶するために最後の出社をしました。とは言っても午前中の数時間程度。同僚の方々から瓶に入った送別金を頂きました。
ポーランドのアウトソーシングへの引き継ぎ業務はどうかというと、引き継ぎまでの時間がないのはもちろん、スキル不足で無理ゲーだそうです。解雇通知後にオットーとAさんが同時に2週間休暇を取った時、アウトソーシングのチームは顧客のトラブルをその期間ずっと解決できないままで、休暇が明けたオットーとAさんは1日で解決。
今回の解雇は5人。何でも6人以上解雇するときは「大量解雇」として申請しないといけないとか。それを聞いた時はギリの人数で少しずつ解雇していくのかなと姑息に感じました。そんな会社はアウトソーシングを利用するだけではなく、「パフォーマンス・マネージメント」も導入するそうです。
パフォーマンスマネジメントとは、社員の能力やモチベーションを引き出すことで、目標達成に向けて主体的に行動できるように促すマネジメント手法です。
(参照元はコチラ)
今の会社に転職前の会社にあって、転職した理由の1つ。ランク付けされ、目標達成できなかったり、2回連続で低ランク評価だったら解雇の対象に…。
解雇には納得いきませんが今の会社の状態を考えたら、ここら辺で条件の良い「転職」をして良かったのかもしれません。
次回、最終回に続く
【補足】
少し古いですが、アウトソーシングの映画『Outsourced(アウトソースド)』。オットーの状況はまさにコレです