オットーの解雇と再就職⑦の続きです。
社長に気に入られている時はいいけど、そうでなくなったらどうなるか?そんな事を考えていたら、オットーがSさんからプラクティカント(研修生)2名がどうやらそういう理由で解雇になったと聞きました。数ヶ月も時間、労力、コストをかけたのにそれらを無駄にしたことになります。
人事に好き嫌いを大きく作用させたり、面接をするIT担当の不在や社員らの仕事内容を把握していない社長さん。小さな会社でしか働いたことがないチームリーダーの経験不足と不十分なソフトウェア開発への投資。ワンマンな緩い会社で何年もの勤務が可能か不安だし、社長さんちとって気に入らないことがあれば常に何らかのリスク。そして、面接3回のプロセスは長すぎる。
…結局、
3回目の面接の前にオットーはメールで丁寧に面接辞退を伝えました。
その翌日、社長さんから返信がきました。採用を問い合わせた人間のために時間を調整したのに、一方的に断わられたら怒る気持ちはわかるのですが、失礼かというとどうなのか?
こちらの都合で断った相手に怒るのは当然。でもそこはビジネス。専業主婦の私でもそういうのは表に出してはいけないと思うのですが…。
👴「うちの会社に合いそうやから採用しよかと思ってたのになんやねん。断ったんやからもうチャンスはないで!次言ってきてもアカンからな(`Д´)」
みたいな怒りのこもった感情的なメール内容でした。
こちらから頼んで勝手に断ったお怒りはごもっともなんですが、
「やっば断って良かったな…」
とオットーと言いました。ビジネスメールで感情に任せて書くのは人柄が表れていると思うし、合わないと思ったからお断りしたので失業しても会社Mに再び採用の問い合わせはしません…。
と言うわけで、
会社Fは不採用になり、会社Mも辞退するという結果になりました…。
会社Mを紹介してもらったSさんには申し訳なく、またお世話になったのでお礼にチョコレート専門店「レオニダス」のメタルボックスのプラリネ詰め合わせを贈りました。連日夏日で暑いのにチョコはないやろと思う。私のチョイスではなくオットーです。私は頼まれて買いに行っただけ〜。こんな時には日本なら菓子折りのチョイスが豊富なのになと思います。
次回に続く