美味しいコーヒーでホッとしたところで…
オットーの解雇と再就職⑥の続きです。今さらですが、何が起きているのか分かりやく書いているので時系列が前後してます。
ご近所さんのSさんは定年退職されましたが、20年間勤めた会社Mに半日勤務しているそうです。会社Mは社員20名ほどの小会社。我が家から徒歩で通勤できる距離です。Sさんから紹介された方は社長さんで、メールのやり取りや面接のスケジュール調整の時も寛容に変更してもらえたりと良い印象でした。しかも在宅ワークOKで「パート」も可能なフレキシブルな勤務もアリ。今の年収額を維持したいところですが、収入が減るけどいいかなと考えていました。
そして、
会社Mも面接を受けることができました。1回目はリモートで社長さんと、2回目は会社Mで社長さんとオットーの上司となるだろうプログラマーの「チームリーダー」と。チームリーダーとはチーム内の総合管理とメンバー達の指導をするマネイジメントの役職です。
ところが、
チームを束ねるリーダーの方が何とオットーの今の会社を転職する前の会社でプラクティカント(研修生)していました。年下の上司は普通の事でそう驚きませんでしたが、会社Mの内情がわかりました。
注意点を上げると、まず「HR(人事)」がない。小会社にありがちな採用もクビも社長さんの好き嫌い次第。その社長さんは社員のスケジュールをあまり把握していない。しかも間もなく定年退職で会社は次のトップであるチームリーダーに任せられる。いくらリーダーでも小会社の社員では経験不足。オットーによると、会社の業務的な印象は「カオス」な状態だそう。あとはソフトウェア開発に投資されていない。例えば、清掃業の会社で社員にそれぞれモップ、ホウキ、雑巾があって掃除ができるにはできるけど、床洗浄機とかポリッシャーがあればいいのにみたいな感じです。
オットー曰く、
「プログラミングなんて子供でもできんねん。そやけど"ソフトウェア開発"は違うんや」
らしい。
面接は無事に終わったかと思えば、次はIT担当との第三次面接するとか。社長さんが社員の行動を把握していないから担当が何しているかわからないという…。
それでもオットーは勤務地、フレキシブルな勤務と仕事内容に数日悩みました。
次回に続く