失業の場合②の続きです。

 

3人分の市民給付金と子供手当を合わせて約1430€(約214,619円)。先行きを心配してため息をついたあと、

 

真顔「まあ、やっていけんことないわな!」

 

と、オットーが余裕な発言をしました。

 

穴茄子家はアッパークラスではありません。唯一の稼ぎ頭・オットーが失業すればすぐに経済危機に陥るミドルクラスのサラリーマン家庭です。

 

 

そんな事が言えるには理由があります。家のローン完済後、月々に返済する借金はありません。あるといえば光熱費、家の管理費、生命保険etcの各種保険料、定期代、夫婦のスマホとネットフリックス代ぐらいで、年に1回クレジットカードの会費。保険料は見直しや私のスマホとネットフリックス、クレジットカードの解約とか、節約の道はまだあります。車を所有していないのでガソリン代、車検、保険料等もありません…というか2人とも免許ないあせる。元からないものなので車がないからと困ったことはありません。

 

その他、各自の支出をザックリ言うと、

 

真顔→服、ゲーム

真顔→ゲーム、漫画、外食

にっこり→おこづかい、外食、学校関係、服、靴

 

オットーは外食はしないし、ゲームは面白いのがあれば、私もヘアカットはセルフ、眉ペンだけのノーメイクでコスメ代は化粧水・保湿クリームと夏の日焼け止めクリームのみ、外食はムスメと週イチでファーストフード、漫画は3、4ヶ月に1度で100€以下、電子書籍は無料作品だけを読む。服は年1回買えばいいほうだし、靴は最後に買ったのは数年前(だと思う)。毎月ある必要な出費はムスメ以外なく、食費がほとんど。家計をしっかり管理した経験ゼロ。

 

実情を言うと、

 

オットーの7月末までの給料は36〜3700€。そのうち最低でも1000€を毎月貯金に回せています。

 

 

家のローン返済中は正直、「せっかくヨーロッパにいるのに旅行したい」「庭を綺麗にしたい」とふつふつ考えて繰り上げ返済を続けていることに虚しく感じたりしましたが、今となってはそれが正解だったとつくづく思います。もしゆっくり返済しながら色々していたら、貯金崩さずに1430€の給付金でイケるヨネ☆なんて考えられなかったです。

 

というわけで、夫婦で今後の家計の事を「何とかなるよネ」的にフワァッと話しました。

 

次回、タイトルを戻して続く

 

【補足】

夫婦ともにインドア、物欲もそれほどなく、「マストハブ(絶対必要)」と「ナイス・トゥ・ハブ(あったらイイと思うだけで必要ない)」を考えた生活をしているだけで、住宅ローン返済中から現在まで欲しい物とやりたい事を我慢してストレス溜め込んで必死…というわけでは決してないです。あとぶっちゃけると、発達障害幼児の子育てに集中しなければいけなくてそれどころではなかったから(笑)。