甲状腺検査に必要だった「エコー検査ごっこ」の次は「採血ごっこ」です。来週の月曜日に甲状腺ホルモン値を検査する採血をします。

 

オモチャの注射器、ラッピングで残った紐、レゴで作った針で採血キットっぽく改造

 

エコー検査のときは「何で、どこを、どうするか」に重点を置きましたが、今回は「流れ」を通して採血を練習することにしました。

 

診療台に座る(ベッドに座らせる)

片腕をだす(お医者さんが決めるからと言う)

アルコール消毒(シュッとスプレーする真似)

腕に針を刺す(チクっとするよ〜と言いながら)

血を抜く(しばらくそのままにする)

コットンで押さえてから絆創膏を貼る(ねぎらう)

 

先週末から毎日1回。初日は私がやって見せてからムスメも軽く採血のふり。今のところ協力的で上々です。

 

でもですね……

 

エコー検査のときは練習ではちゃんとしてくれていたのですが、本番は結局、座ったままでウーッと上を向いたギリギリ検査できる状態でした。そして今回は『Arzt(医者)』の言葉を口にしただけで「NICHT Blutabnehmen?(採血じゃないよね?)」みたいなことをすでに言っている…。「次の月曜日に採血だよ。血を取って調べないとムスメちゃんが飲んでる朝のお薬の量を増やすのか、減らすのかわからないからねー」とカレンダーを見せながらできるだけ簡単に説明していますが、これはもしかしないでも結局は前回の採血と同じになる可能性。

 

前回は……

 

私が椅子に座ってムスメを後から拘束。助手さんは私を補佐、医師が採血

 

という強硬手段。

 

嫌がってましたが、針を刺したら大人しくなった。「え、こんなもん?」みたいな顔で驚いてました。かなりの激痛と思っていたよう。

 

「ジョジョの奇妙な冒険」より

 

私の心の中ではジョルノが「無駄無駄無駄」って叫んでいるのですが、とりあえず来週の診察日までは毎日練習します。