ヤマトヤ「匠パール」の故郷・宇和島訪問！【2015・冬】 ～エピローグ：「青い」真珠～

こんばんは、アオシマです。


きのう書いた先週の宇和島訪問の際に、
もうひとつ見せてもらった素材がありました。



【青い真珠】

グリーンやグレーの色をした真珠もあります。
貝から出てきた状態で、こういう色をした真珠も
ある程度採れるんです。



このように、染色しない状態でこのような色をした真珠は
「ナチュラルブルー」と呼ばれます。



真珠が貝の中で真珠層を巻いていく過程で、
黒っぽい層が中にできてしまうものがあり、
その上に半透明の真珠層ができていくと、
光の散乱現象により、こういう色になります。



形やテリが良いナチュラルブルーの真珠は、
染色されたブルーとは違う、透明感のある色で、
価格もかなりします。

ナチュラルブルーの真珠は、
褪色（色あせ）が通常の真珠に比べて早いこともあり、
現在はヤマトヤの店頭では在庫していません。



真珠はひとつひとつお母さん（母貝）が違うので
特にネックレスにした場合は
珠によって褪色の度合いが違うことも考えられます。
結果、製品をつくったときは均一のブルーでも、
数年後には色があっていないコトも考えられます。



褪色を遅らせるための加工や保管方法もあるので、
もしご希望を頂いた場合は、
上記の点をご納得頂いた上でご用意しています。

ナチュラルブルー、否定する気は全くないんですけどね。
自然のなせる技だし、キレイなものは、本当にキレイだし、
色味もクールな感じでカッコイイですしね。



ただ、商品として在庫することを、そして、
お客さまに販売して数年後のことを考えた時には
ちょっと注意が必要なので・・・記事にしてみました。



ちなみに、タヒチの海で採れる「クロチョウ真珠」は、
貝の色素自体（＝真珠層自体）がブルーやグリーン、
黒系の色であるため、褪色はほとんど起きません。
こちらは、ヤマトヤでも店頭で豊富に扱ってます！




最後に。

宇和島で行った、料理屋さん。



宇和島に行ったら、コレを食すべし！というモノがあります。



それは・・・

鯛めし！



専用のタレに鯛のお刺身と海藻と生卵を混ぜ、
ご飯の上にかけていただきます。



とってもご飯がススム君！
めっちゃ美味です、コレ～～(*´Д`)