あおぞら湯 代表あゆみです^ ^
今日は、左手4肢欠損の身体障害をもつ
次男soraの運動会練習に向けての日々での
出来事を綴ります。


















sora 6歳
いよいよ幼稚園年長
幼稚園の締めくくり
我が子の幼稚園は
鼓隊
カラーガード
組体操年長ならではの高度な種目が行われます。
次男は生まれながらに左手が親指一本のみ
しかも、小さな小さな一本のみ
鼓隊→太鼓を叩くバチは細くて軽いのでもてますあーできるのかなカラーガード…
カラーガード→長くて太くて重たくて左手一本で支えられるのか母は心配でした。夏休み、自宅練習が宿題になりました。
やはり、重たくて支えるのが難しい
滑る、つかみ損ねる、弾いてしまう
うまくいかない姿を見ていました。
※何も言いませんが、葛藤する母
幼稚園の先生には、夏休み明け
「この動きは苦手みたいですが、もう少し練習で様子みてください」とお願いしました。
毎日、帰宅したら
「リレー1番やった!」
「カラーガードは、うまいからもう旗つけてもらったで」
「組体操は、うまくなったからいよいよ外練や」と
練習を重ね、課題を克服することに意欲を感じる
発言ばかり

「いやいや、棒のんは難しいやろー」
「少しだけ、輪っかつけてもらったら?」
ついつい上手くいくアドバイスを言いかけると…
最後まで聞かずに次男は、
「イヤ!絶対イヤや!みんなと同じがいいんや」
「できるもん!」
強い言葉を発しました。
「うんうん、わかった。練習しよな」と
母は、胸がツーンとしました。
生まれてこの方、彼には可能性の広がりと
チャレンジする気持ちを教えられます。
生まれて数ヶ月、
指のない手でスプーンをもつ、
ハイハイを猛スピードでする。
幼稚園入園、
鉄棒できる。
先回りしなきゃと知識をつけなきゃと
思うのが不要だと気付かされます。
だって、彼は指はなくても
多数派が、普通の子たちが暮らす社会で
生きるんだもの
彼自身が決めて、取り組んで、克服して
見守るしかできないね!
ありがとう。
もう、母ちゃんは運動会ハンカチ何枚用意したらええんや。
長男の時も、途中から前が見えなかったよ。
ビデオ撮影どころじゃない
しっかり、貴方の輝く成長を脳裏に焼き付けます。
思春期みたいな反抗期同士分かり合えるよん!




















上手く演じることを目標にしながらも
自分らしく上手く演じることを自然と考えている
幼稚園も「こどもの思い」を優先してくれている
先回りして、みんなが揃うためにはではなく
次男がやりたい思いを受け止めてくれている
感謝しかない
来年は、小学校入学
違う園から新たな仲間に出会う
先日、少し校長先生ともお話ししながら
「周りの温かな見守りがあれば彼は道を開けると信じられる」
そう思えている自分に気づいた。
産んだばかりの時は、
心を豊かに育めるかに押し潰されそうになり
不安になり
母としての無力さに悩み
でも、彼の人生は彼のものなんだよな。




















