現在は西暦2022年です。

その西暦とはイエスの生誕の年を西暦元年という考えを元にしているようです。

しかし、それよりも4年前とする説や6、7年前とする説もありますので、およそこれくらいの時期に生まれたと考えた方が良さそうです。

生涯の中で宗教活動をされてのは3年から6年くらいです。

その短い期間にキリスト教のイエスは何をした人なのか。

多くの人達に例え話や旧約聖書などの話をしたりする事で教え導こうとしたり、、蔑まれ悲しんでいる人達に手を差し伸べ愛したり、身体を病んでいる人に治療を行ったりしたようです。

その中には奇跡と言われるようなものもあります。

奇跡というのは苦難に会っている人を救ったり人の願望を叶えてくれるというようなどこか魅惑めいたものを感じさせます。

そうした話は人を引き付けるようなものもあるでしょうし、実際にそのような事があったと期待したくなる感情もあります。

そのような事を目の当たりにした人達はイエスの弟子になったり、一般の人達はイエスを支持したりしたようです。

当時の人達らとはイエスのした事をどのように受け止め感じたか。

おそらくは自分達を苦難から救ってくれる救世主であり、その期待に応えてくれると思っていたのではないでしょうか。

ただ、自分が心引かれるのは悲しみ蔑まれ虐げられ苦しんだりしているような人達に声を掛けられ手を差し伸べられる姿です。

その行為には心に愛が灯っているのです。

その愛に心引かれるのです。

おそらくはイエス自身は人を愛するという行為を行っていたのであり、神がイエスに求めていた事に誠実に応えようとしていたのではないかと想像します。

それではイエスが生きていた当時、多くの人達から支持をされ期待もされたイエスが何故十字架に張り付けとなり処刑されなくてはならなかったのでしょうか。

そこに疑問を感じます。